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 小口混載貨物の取扱いがある企業について、通常、北九州港を最もよく利用している企業のうち31.9%は、小口混載貨物では関門港以外を主に利用している。一方、神戸港・大阪港、博多港を最もよく利用している企業のうち、それぞれ20.8%、27.3%は、小口混載貨物では関門港を主に利用していると回答している。このため、トータルでみると、通常、北九州港を最もよく利用している企業の小口混載貨物が神戸港・大阪港や、博多港に流れている可能性がある。

 

 相手地域としては、韓国(38.6%)、台湾(36.5%)、中国中部(26.5%)、中国南部(24.3%)が多くあげられている。中国南部については、小口混載貨物では回答企業の24.3%の相手地域となっているのに対し、全貨物では、11.7%が輸出相手地域、18.8%が輸入相手地域としていることから、小口混載貨物に特化していると考えられる。

 

 

 

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