(3)アジア域内航路における関門港の利用
○半数程度の企業が主に関門港を利用しているが、主に関門港以外を利用している企業も4割を占める。
○2割以上の企業が韓国航路、中国航路、台湾航路のいずれかが増設・増便すれば、関門港を新規に利用する、または利用が増加すると回答している。また、増設・増便によって、関門港の利用拡大意向がある企業のうち、今後、輸出入が増大するとしている企業の主な相手地域は、輸出ではNIES、輸入では中国等となっている。
○福岡県、佐賀県では、韓国、台湾、香港、中国以外のアジア域内航路への増設による利用意向も4割以上あり、多様な航路網が求められている。
○増設・増便による利用意向は、農水産品では輸出入ともに、中国航路が多くあげられており、農水産品に特化している。
○新規利用、利用拡大の条件
韓国航路、台湾航路、香港航路・・・3割以上の企業が週3便以上としており、多頻度化が求められている。
中国航路等他のアジア域内航路・・・ほぼ半数以上の企業が週1便としている。
「主に関門港を利用している」が51.4%、「主に関門港以外を利用している」が40.4%となって
いる。