関門港における欧州航路開設後の利用可能性については、「現状ではなんともいえない」とする企業が31.7%に達するが、「開設されても可能性は低い」(30.0%)より、「週1便程度寄港すれば可能性が高い」(26.7%)、「週2〜3便程度寄港すれば可能性が高い」(11.7%)の合計(3814%)のほうが高い比率となっており、北米航路よりも欧州航路の利用可能性が高い結果となっている。
なお、「週1便寄港すれば可能性が高い」と回答した企業について、現状での欧州輸出入量を合計すると20TEU/月程度となる(現状での輸出入量の2.2%程度に相当)。さらに、「週2〜3便以上寄港すれば可能性が高い」と回答した企業について、現状での欧州輸出入量を加えると、70TEU/月程度となる(現状での輸出入量の7.1%程度に相当)。