・諸手続きの窓口の一元化や書類の共通化等
  ○複数のコンテナターミナル等の機能的一体化
   コンテナターミナル間の役割分担を明確化するとともに、ターミナル間に発生する輸送の効率化を図り、利便性向上やコスト削減を図る。
   <背景>
   ・関門港は、現在でも太刀浦、田野浦、小倉、岬之町の4カ所にコンテナターミナルが分散している上、北九州・下関両市において新たなコンテナターミナルの整備が計画されており、ターミナルの散在による非効率が懸念される。
表2-3 6大港におけるコンテナターミナルの分散状況
 
  | 港湾名 | 併用中のコンテナターミナル | 計画中のコンテナターミナル | 
  | 東京港 | 品川、大井、青海 |  | 
  | 横浜港 | 本牧、大黒 | 南本牧 | 
  | 名古屋港 | 西4区、金城 |  | 
  | 大阪港 | 南港(公社)、南港(公共) | 北港南地区 | 
  | 神戸港 | 魔耶、ポートアイランド、六甲アイランド |  | 
  | 関門港 | 田浦、太刀浦、小倉、岬之町 | 白野江、新港地区人工島 | 
   出所)各種資料より三和総合研究所作成
   
   <主な検討課題>
   ・各コンテナターミナルの望ましい役割分担
   ・総合保税地域制度の活用や保税地区指定の見直し
   ・パージ輸送の活用などターミナル間の輸送の効率化等