2) 検討の方向性
○コンテナターミナルの情報化
コンテナターミナルの情報化を進め、情報管理業務の効率化を図るとともに、自動化機器との連携を図ることにより、荷役作業の効率化も促進する。
<背景>
・最新鋭のコンテナターミナルの管理・運営においては、自動化機器の導入とともに、高度な情報システムの整備が業務の効率化の重要な手段となっている。
<主な検討課題>
・情報化の導入に伴う投資規模と労働力削減効果、支援制度
・規格統一など他の情報システムとの連携 等
○新港湾物流情報ネットワーク(POLINET)の導入促進
開発中の新港湾物流情報ネットワークの導入を促進するとともに、鉄道・道路など他の輸送機関の情報システムや各企業の情報システムとの連携を図る。
<背景>
・既存の情報システムは、Sea-NACCS(通関)、SHIPNETS(船積情報)などの機能別に構築されており、相互の連携が十分でない。
<主な検討課題>
・新たな情報システムの開発動向と導入のメリットの明確化
・各種情報システムの連携の可能性 等
(7)関門港としての一体性の確保
1) 港湾物流機能の要件
現状では散在している関連施設の機能的一体化が図られているとともに、官民の関係機関が一体となった港湾物流機能の充実やポートセールスなどにとり組むこと
2) 検討の方向性
○港湾管理者及び関係行政機関の連携強化
港湾管理者及び関係行政機関が相互の連携を強化することによって関門港の効率的な管理・運営を実現するとともに、ユーザーからみた利便性の向上を図る。
<背景>
・関門港は、北九州と下関港で港湾管理者が異なる上、関門海峡の航行などにともなって関係する行政機関の数が多数に上っている。
<主な検討課題>
・関係機関の連絡調整機関のあり方