
3.“LEVEL”及び“ATT”ツマミを各々個別に回して500Hz音が雑音を伴いながら消滅することを確認します。(この状態を“しきい”点と言う) −2 点検−2 1.“e.i.r.p/SWEPT FAQ”スイッチを“SPEAT FAQ”側に倒し、“FREQUENCY”ダイヤルをゆっくりと、前又は後に回していくと、ある周波数で500Hz音が周波数の幅をもって発生します。 2.“LEVEL”ツマミと“FREQUENCY”ダイヤルを互いに微調整しながら“しきい”点をほぼ一定に絞って行くと現状の周波数の目盛りを測定することができます。 (周波数の求めかたは後の空洞周波数計で説明する) 3.逆に9350MHzとなる目盛りを“FREQUENCY”ダイヤルで合わせ“FRQ”ツマミを微調整しながら合わせてみて下さい。 2.1.7 SART試験測定方法 −1 測定準備 1.図−1のように電波暗室に測定器を配置します。 2.各周波数の伝播損失はLs=20log(40πRF/C)の計算式で求められます。 Ls‥‥伝播損失(db) F‥‥周波数(GHz) π‥‥3.14 C‥‥光速度=3 R‥‥本装置とSARTの距離(n) 9.35GHzの伝播損失特性を図−2に示す。 図-2 9.35GHzの伝播損失  前ページ 目次へ 次ページ
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