して国際的な富の蓄積手段という、通貨としての3つの機能を国際的にも果たすようになる。今日の三大通貨圏は、そうした自然な発展を映して出来上がりつつあるのであって、特恵的なブロックを形成するものではない。従って今日の三大通貨圏の形成を特恵的なリージョナリズムの問題として論じる必要はない。
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