
このように分類すれば、一層キチンと原価が計算できる。
(2) 操業度との関連による分類
前項にも述べた2つの分類のほかに、さらに別の分類の仕方がある。これは、「損益分岐点」の項でも説明してある。原価要素を操業度によって分類してみる。すなわち、生産高によって増加する費用(これを変動費という)と、生産に関係なく発生する費用(これを固定費という)に分類する。この分類の仕方は、原価(船価)を引下げるためには何を節約すればよいかの判断資料となるからである。(〔注〕損益分岐点の項を参照されたい。)

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