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面内仮付けよりも、片馬使用が望ましい。  

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 隅肉継手の場合には、第5.38図に示すように、取付け線、板逃げ方向、差越線をマーキングして、取付けの際の目違いを防止する。倒れ止めリブを両側に付けて溶接による角変形を防止する。仮付けは一種の面内仮付けである。  

5.4.6 仮付け  

 仮付けは欠陥のない溶接を施行するために母材を動かないようにして、開先形状を保つ溶接準備作業である。タイミング上、取付け作業者が施行するのが、能率的である。仮付け溶接個所は、できるだけ少なくすることが望ましい。  

 仮付け作業の標準を次にあげる。  

(1)使用する溶接棒の径     3.2〜4m/m直径  

(2)仮付けビードの長さ     15〜30m/mの一層溶接  

(3)ビードのピッチ       200〜300m/m  

(4)重要部材(外板、甲板等)には、面内仮付けを施行せず、ピースを用いて板付けする。

 

 

 

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