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知的障害者の居住環境の確保のあり方に関する研究

 事業名 知的障害者の居住環境の確保のあり方に関する研究
 団体名 地方自治研究機構 注目度注目度5


5 入居者の生活と評価
(1)入居の動機
 入居の動機については、生活ホームでは「自分で決めた」人が30%、「父母の勧めで決めた」人が25%となっており、家庭内で意思決定をした人が過半数を超えている。これに対して、グループホームでは「自分で決めた」人が29%、「父母の勧めで決めた」人が11%となっており、家庭内で意思決定をした人は40%にとどまっている。グループホームで多いのは、「施設職員に勧められて決めた」人で、入居者の44%を占めている。これは、グループホームの設置主体の多くは社会福祉法人となっており、同一法人が経営する通所・入所施設等の利用者に対して、グループホームの入居について紹介や勧誘をしたことなどが背景として考えられる。
 また、「行政職員に勧められて決めた」人は、生活ホームが7%、グループホームは6%と低くなっている。市町村への聴取調査などでは、市町村障害者福祉担当課へ生活ホーム・グループの入居について相談・照会・申請する知的障害者(世帯)は少なく、また、問い合わせ等があっても、千葉県内の多くの生活ホーム・グループホームでは、定員を充足しているところが多く、入居先を紹介できないことが背景としてあげられた。
 
図表4-6 入居の動機・就業の状況等
 
生活ホーム
 
グループホーム
 
(2)生活の評価
 入居者の生活ホーム・グループホームに対する評価を生活面と精神面の両方から調査した。
 生活面については、生活ホーム、グループホームともに「生活しやすい」と回答した人が最も多くなっている。また、精神面については、「楽しい」と回答した人が生活ホームで66%、グループホームで53%と、過半数を超えている。
 
図表4-7 生活の評価
 
(3)居室の評価
 入居者の居室の評価については、広さと利便性の2つについて調査した。
 居室の広さについては、生活ホームでは「普通」と回答した人が48%と最も多く、「広い」と回答した人の32%を上回っている。グループホームでは「普通」と回答した人は37%で、「広い」と回答した人が46%と最も多くなっている。また、居室が「狭い」と回答した人は、生活ホームが13%、グループホームが11%となっている。
 居室の利便性については、生活ホームでは「普通」と回答した人が45%、グループホームでは「便利」と回答した人が45%で、それぞれ最も多くなっている。その一方で、割合としては低いものの「不便」と回答した人が生活ホームは9%、グループホームは4%を占めている。
 
図表4-8 居室の評価
6 代表者・世話人からみた入居者の生活の状況
 生活ホーム、グループホームの代表者、世話人からみた入居者の生活の状況については、生活ホームでは代表者も世話人も「楽しく生活」との回答が半数を上回っているが、生活ホームの方が若干高くなっている。
 
図表4-9 代表者・世話人の評価
7 今後の生活の意向
 今後の生活上の意向については、生活ホーム、グループホームとも「わからない・決めていない」と回答した人が最も多く、4割を超えている。
 何らかの意向がある人で最も多かった回答は「仕事」で、生活ホーム入居者の29%、グループホーム入居者の41%が意向を有している。また、「結婚」したいと考えている人も生活ホームが25%、グループホームが27%となっている。
 
図表4-10 生活意向







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