また、今治港から宇品港まで移動した際のK−GPS測位結果による潮高と潮汐観測結果による潮高の比較を図73に示す。潮汐観測は、今治、広島、呉の験潮所データである。K−GPS測位結果は、収録開始時には、今治の潮汐データの値に近く、終了時には、広島の潮汐データの値に近づく。なお、ここで用いているK−GPSデータは船上に動揺センサーを搭載していなかったためアンテナ楕円体高から静止時の海面からのアンテナ高を引いたものである。
図73 |
今治港から宇品港までのK−GPS測位とモデルによる潮高と潮汐観測結果による潮の比較。 |
さらに、昨年度までの播磨灘、安芸灘、周防灘、柱島南方海域の各実験で取得した、K−GPS測位結果と潮汐観測結果による潮高の比較を図74〜図77に示す。
図74. |
播磨灘実験におけるK−GPS測位とモデルによる潮高と潮汐観測結果による潮高の比較。 |
図75. |
安芸灘実験におけるK−GPS測位とモデルによる潮高と潮汐観測結果による潮高の比較 |
図76. |
周防灘実験におけるK−GPS測位とモデルによる潮高と潮汐観測結果による潮高の比較。 |
図77. |
柱島南方海域実験におけるK−GPS測位とモデルによる潮高と潮汐観測結果による潮高の比較。 |
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