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TC8の戦略対応に関する基礎調査報告書

 事業名 ISO/TC8幹事国業務
 団体名 日本船舶標準協会 注目度注目度5


舶用ディーゼルエンジンからのNOx排出規制に関するテクニカルコード
TECHNlCAL CODE ON CONTROL OF EMISSION OF NITROGEN OXlDES FROM MARINE DlESEL ENGlNES
 
1998年8月
AUGUST 1998
 
財団法人 日本海事協会
NlPPON KAIJI KYOKAI
 
序文
 
 1997年9月26日、1973年の船舶からの汚染の防止のための国際条約に関する1978年の議定書により修正された同条約(MARPOL73/78)の締約国会議は、会議の決議2により「舶用ディーゼルエンジンからのNOx排出に関するテクニカルコード」を採択した。MARPOL73/78の附属書VI一船舶からの大気汚染防止のための規則−の規定の下、附属書が発効した後は同附属書の第13規則が適用される舶用ディーゼルエンジンは本コードの規定に適合しなければならない。
 背景となる般情報として、燃焼行程で窒素酸化物が生成される基は窒素と酸素である。また、これらの混合物はエンジンの吸入空気の99%を占めている。酸素は燃焼過程中にエンジンの運転における空燃比の関係となる過剰の量でもって消費される。窒素は燃焼過程で多くが反応しないで残るが、少量は酸化して様々な形の窒素酸化物が生成される。生成される窒素酸化物(NOx)はNOとNO2とが含まれるが、一方その量は一義的には火炎あるいは燃焼の温度と関係し、もし存在する場合は燃料中の有機窒素の量にも関係する。また、窒素と過剰酸素がディーゼルエンジンの燃焼過程に伴う高温に曝される時間にも関係する。言い換えると、燃焼温度(例えば、高いシリンダ最高圧力、高い圧縮比、高い燃料噴射率等)が高い程、NOx生成量も増加する。一般に、低速ディーゼルエンジンは高速エンジンより多くのNOxを生成する傾向にある。NOxは酸性化、オゾンの生成、富栄養化による環境への悪影響があり、地球規模で健康への悪影響を及ぼす。
 本コードの目的は、エンジン製造者、船舶所有者及び主管庁が全ての該当する舶用ディーゼルエンジンがMAROL73/78に対する附属書VIの第13規則で述べられたNOx排出制限値に適合することを確認できるようにするための試験、検査及び認証の守るべき手順を規定するものである。船上で供用されている舶用ディーゼルエンジンの実際のNOx排出の加重平均値を正確に定めることの困難さは、NQx排出の許容値に適合していることを確認する定められた手段としての簡単で実際的な規定の記述の中で認識されている。
 主管庁は、正確な試験が適切に制御された条件で行うことのできる試験台上において推進用及び補機用ディーゼルエンジンの排出特性を評価するよう努めるべきである。初期段階において附属書VIの第13規則への適合を確立することが本コードの本質的な目的である。引続く船上における試験は範囲や精度に避けようのない制限があり、その目的は排出蒋性を推測しエンジンが製造者の仕様に従って搭載され、運転され、保守されていることを確認し、また、加えられた調整や改造が初期の試験により確立された排出特性及び製造者の証明から逸脱していないことを確認することである。







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