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第5章 人材登録・紹介システムの試案
5.1 人材登録・派遣・紹介システムの仕組み
 最も一般的な人材の登録・紹介システムは、人材派遣業者が独自に構築したシステムであろう。これらのWebべースシステムは、昨今の不況とフリータ希望者の増加に伴って大いに活況を呈している。
 人材派遣、人材紹介、再就職支援、アウトソーシングを事業とする、わが国人材派遣最大手の(株)パソナ社を例に、その仕組みを説明する。
 人材登録は、基本的には、ホームページ上で業務分野やスキル、就労希望地区などを人材に登録してもらう。一方、人材を求める企業からの求人情報を受け付けて求人情報を登録する。もちろん、求人側が直接、求人情報を登録する仕組みも用意されている。後は、求職側が当該ぺージで対話型で仕事を探し、特定物件に申し込めば、該社が求人側と交渉し、話をまとめるという仕組みである。
 対象とする人材の職種は、事務系(給与・人事、経理、購買など)が中心で、これにCAD操作など一部の技術系職種があるが、設計や生産現場の技術・技能職は含まれていない。
 求職にかかわるぺージを図5.1から5.3に示す。
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図5.1求人登録選択ページ
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 図5.2求職トップページ
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図5.3 求人情報検索結果の画面








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