2-2) 観測システム電源起動
観測システムの各電源を下記の順番でONにする。
各電源スイッチは15分程度暖気運転時間をとってゆっくりONにすること。
1] 制御ユニット右上スイッチ。
2] 無停電電源(UPS)スイッチ。
3] サンプリングユニット左下スイッチ(左上に電子冷却器ECU温度表示され、右下のデジタル流量計制御器に数値が表示される)。
4] 安定化電源スイッチ。左上緑色の「Out put」をON。110V, 50Hzと表示される。
5] 制御ユニット最上段のNDIRが起動する。NDIRケースの扉は観測中開放のままにして、ケース内に熱が籠もらないようにする。
6] 制御ユニット中段のコントロールボックス右下スイッチ。パネル表示される。
7] NDIRとコントロールボックスの間にあるチャートレコーダー左下スイッチ。レコーダーパネル表示される。チャート紙を新規交換する(残量確認)。
8] SBE21上にあるIOボックススイッチ。
9] 2台のデスクトップパソコン(上;CO2計、下;観測システム監視用パソコン)スイッチ。1台のノート型パソコン(SBE21)スイッチ。2台のディスプレイスイッチ。
10] 3台のパソコン、チャートレコーダーの時刻をUTC(JST-9h)に合わせる。パソコンはタスクバー右下の時計をクリックするか、コントロールパネルの「日付と時刻」で調整する。
11] この時タイムゾーンは東京エリアを選択する(他のエリアでは、夏時間補正があるため誤動作するので選択しない)。
12] チャートレコーダーの時刻あわせは、操作パネル左下の「AUX」押し、「CLK」を選択し、日時を入力。日付から時刻へ移るときは、カーソルキーを使用する。
13] 観測開始する前に、必ず観測作業内容を船側(船長, 機関長, 一等機関士, 一等航海士)に説明する。
[別紙-1. 観測内容説明 参照]