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SARTを送信状態にするために照射する擬似レーダー波の繰り返し周期は1msであり、SARTの1回の応答時間(12個の応答波を送信する時問)は約100μsなので送信/待ち受けの時間比は1対9となる。

電池は一般的に低温で保存すると自己放電電流が少なく、使用する場合には常温または高温で使用すると電池容量が大きくなる。高温で保存して低温で使用すると、電池容量の低下が激しくなるので電池の選択には十分な注意と検討が必要である。

 

5.3.2.2 定格放電竃流と最大連続放電電流

現状のSARTに使用している電池の性能は表5.3.2-2及び図5.3.2-1のとおりである。

 

表5.3.2-2 現状SARTの電池性能

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図5.3.2-1 現状電池の放電特性

 

 

 

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