(注)1. 上段は過去1年間の増減を、下段は今後の増減方向を示す。
2. ( )内の数字は、平成11年の調査結果を示す。
(2) 常用雇用者数の今後の増減方向〔第1・2表参照〕
いままで見てきたように過去1年間、常用雇用者を減らしてきた企業が多いことが調査結果に現れているが、今後も同じような状況が続くのであろうか。経済の先行きの不透明感が拭えない現状で、企業の人事担当者の考えを例年どおり聞いてみた。常用雇用者を今後「増やす方向」と回答した企業は7.9%で、昨年の5.5%より若干増加し、これからも「圧縮必要」の答は54.6%で昨年の64.2%より10ポイント程度減少しているが、それでもまだ5割を超えており、厳しい情勢は変わっていない。