voucher
FIT客が、現地エイジェントの直手配のホテル・バウチャーを持参して来た場合には、直接ホテル側に手渡す。
ツアー全体の請負条件に基づくvoucher(service orderとも言う)がある時には、ガイドがローカル・エイジェントに代わって回収し、請負旅行条件(宿泊・食事・観光など)を再確認。
変更
ルーミングの変更、氏名のミス・スペリング、そのほか宿泊・食事条件に異同がある時には、速やかにホテル側に通告すると共に、AGTにもその旨連絡する。
清算方法
ツアー・コーディネーター(団体係)またはフロント・会計/キャッシャーにホテル券を渡す。併せて個人勘定の区分を明確にしておく。
荷物確認
特に団体の場合に、ポーターによって搬入された荷物の掌握を確実に励行し、荷物に名札が付いているか客と再度確認の上、ポーターにデリバリーを依頼する。全ての荷物が間違いなく全員に届いた事を見届ける。ポーターレジの支払い(ICTの場合は、C'OUT時に一括支払い可)
再確認事項/誘導
ルーム・キー(カード式の場合は、その使用方法を説明)、ルーム・ナンバー、階数・棟別などを客に確認してもらう。M/C発券の場合は、その種別(B/L/D)、枚数、日付(印字済みの場合あり)を各自確認してもらい、紛失による再発行不可を徹底する。
Hospitality Deskの場所・開設時間を周知徹底した後、客をエレベーターに誘導する。
日程情報
H/C、B/C並びに滞在中の客の動向・日程など必要事項をホテル側に通告。
アシスト
日系人などで、荷物を親戚等に宅配する場合のヘルプ。ロビーの公衆電話のかけかたアシスト。緊急に小物の買い物を必要とする客への対応。
リスト
ICTでガイドが同一ホテルに宿泊する場合には、FIT客、団長/ツアコンまたはオーガナイザー等にガイドの部屋番号を知らせ、万一の連絡に備える(ツアコンと名刺の交換をしておくとお互いに後で役立つこともある)
ツアコンにはルーミング・リストのコピーを渡し、部屋同志の電話連絡方法も知らせておく。
斡旋完了
アサインされたルームで客に問題がなかったか?荷物が確実に配達されたか?をチェックし、IITでガイドとしてのサービスが完了する場合にはその旨、客・団長等に了解を得て別れる。念のため、後刻、問題が生じた場合を考慮してローカル・エイジェント(またはガイド自身)への連絡先などを知らせておく。
事後報告
販売担当者(ローカル・エイジェント)に最終人員・ネームリストの変更その他、請負条件の異同の有無などを報告して業務を完了する。
特に留意すべき点は、客が持参して来た発地のエイジェントの旅程と、当地のエイジェントのITINERARYの異同が問題となる事がある。