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また、一口に外国語の知識・能力が必要といっても、それぞれの職場・職域で求められる知識・能力は必ずしも一様ではない。これをそれぞれの職場・職域別に具体的に見てみると、おおよそ次のとおりである。

 

あなたの職場では、どんなことに外国語を必要としますか。具体的に記述してください(複数回答可)。

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(注)団体区分別の状況は資料参照のこと。

 

(国際交流・国際協力関連の職場・職域)

 

この職場・職域では、都道府県市町村を問わず、第1に「外国人の来訪者・国際的イベントや会議等における通訳」で、第2に「公文書の翻訳」、第3が「資料の翻訳」である。また、「インターネットの利用」が、特に県庁所在市・人口20万以上の市・指定都市で多いほか、次のようなケースがある。

・外国人からの問合せ。(都道府県の例)

・姉妹州省都市等との交流事業の調整・交渉。(都道府県・指定都市・人口20万以上の市・町村の例)

・海外との通信・海外出張。(指定都市・特別区の例)

・英文情報誌の作成。(表彰団体の例)

・行政組織の英語による表示。(特別区の例)

・窓口・電話での問合せの担当課への引継。(特別区の例)

・地場産業の工場主と外国人研修生との通訳・トラブルの解決。(町村の例)

・外国人の生活相談・情報提供。(人口20万以上の市の例)

 

 

 

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