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また、「韓国(朝鮮)語」も特定の団体区分・職域においては必要性が高く、指定都市の人事・研修及び病院関連部門、特別区の人事・研修、国際交流・国際協力及び保健・福祉関連部門では英米語、中国語と並んで韓国(朝鮮)語の必要性が強調されているが、「ブラジル(ポルトガル)語」も都道府県の国際交流・国際協力、県庁所在市の保健・福祉、病院、人口20万以上の市の人事・研修及び病院の各部門では、その必要性は極めて高い。

その他のとしては「フランス語」(指定都市の国際交流・国際協力部門)が見られるほか「イタリア語」(都道府県の人事・研修部門)の指摘もあるが、総じて英米語、中国語、韓国(朝鮮)語、ブラジル(ポルトガル)語の4ケ国語以外はそれぞれの団体・行政部門の特殊性に基づく需要であって、一般的にはこれら4ケ国語以外の言語は必要の都度外部依頼等により対処し、職員にまでその語学力を求めてはいない団体が多いと思われる。

 

職員に求められる外国語は何国語でしょうか (複数回答可)。

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(注)団体区分別の状況は資料参照のこと。

 

これを職場・職域別に比較的利用頻度が高い外国語を見てみると、改めて言うまでもなく、その団体のおかれた所与の地理的社会的諸条件や基本政策等によって必要とされる外国語は異なるが、おおよそ次のような一般的傾向が見られる。

 

 

 

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