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4) 気圧高度計校正

気圧高度計が接続されておれば、GPSの測位結果によって気圧高度計のデータの校正を行う。

 

表4.21 MOPSに記載されている要求

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()内は当該事項が記載されているMOPSの項番号

未警報:警報を出すべき状態でありながら、警報の出力が行われないこと

誤警報:正常な状態でありながら、警報が出力されること

誤排除:正常な衛星を故障衛星と見なし、測位から排除してしまうこと

 

これらの機能は測位演算方法によって、いずれが実行されるかが定められている。表4.22に関係を示す。

機上受信機は、最大3個のWAAS衛星を使用した測位とGPS単独の測位の4種の測位演算を行うので、1)故障検出、3)排除衛星復帰監視の処理は各WAAS衛星とGPS単独測位についてそれぞれ独立に行い、最大4回の処理を実行する。

2)故障衛星排除、4)気圧高度計校正は、GPS単独測位の結果のみによって行い、結果は一つである。

 

 

 

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