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図4.1 電離層遅延量補間計算

 

4.3 測位演算方法分類

以下MOPSに記載されている完全性保証の分類とそれをもとに、飛行モード等を加味して設計した測位方法の分類及び決定方法について記す。

 

4.3.1 MOPSに記載されている完全性保証面からの測位方法分類

MOPSでは、完全性を保証する方法は1)WAASのメッセージによるもの、2)故障検出・排除(受信機独自で行う完全性保証:RAIM)によるもの、3)故障検出(受信機独自で行う完全性保証:RAIM)によるものの3種に分類されている。

1) WAASメッセージによる完全性の保証

WAAS HEALTHYとされている衛星のみによって測位を行うことが、本来のWAASの測位方法である。これらの衛星は完全性とあわせて高速・長期補正データも得られているので、測位精度も最も高いものが期待出来る。(精密進入モードでは同時に故障検出を行う必要がある)

 

 

 

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