ボランティアが患者さんをマッサージ
2階へ行く階段の壁にはステンドグラスが
もちろん専門家のするマッサージではなく,痛みやだるさをとることが目的ですが,患者さんの側にいることが大きな意味をもつことがあります。ボランティアですからからだをさすったり,痛いところに手を当てたりすることです。
ペットも見えますが,私たちのところではペットと一緒に生活することができます。この患者さんは2匹の犬とずっと生活を共にしてきたので,最後まで一緒に暮らしたいという希望があったようです。はじめのうちは患者さんもお元気でしたのでペットの世話も自分でしていらしたのですが,だんだん体力がなくなってきましたので,ペットの世話をボランティアが一部,お手伝いすることになりました。そういう意味では,日常の生活を下から支えているのです。
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