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(2) 組織体制の強化

 

●組織体制の強化については、「第1編 第3章 1.組織体制の強化」(P.59)を参照。

 

ア. 会員数の拡大・当面の目標1千人

 

●1997年4月より会員数5千人を目標にキャンペーンを張ったが、現在のところ150人程度の増加に留まっている。その主な原因の一つは、具体的にわかりやすく、目に見えるような形でビジョンが提示できなかった点にあるのではないかと思われる。例えば、男衾のトンボの里公園の将来プランをパースで提示すれば、もっと関心を呼び、勧誘がしやすかったのではないだろうか。

 

●今後の会員数拡大キャンペーンにおいては、本計画で描いた計画図を活用してパンフレットを作成し、勧誘活動に利用する。そして、ここ3年間の目標会員数については、無理をせずに、しかし確実に1千人程度をめざす(将来的には5千人を目標にしながら2千人程度の確保を図る)。

 

イ. スタッフの強化と会員情報のデータベースの充実

 

●本計画において、組織編制と役割分担(案)を明らかにした。この組織編制を目指してコア(幹事)スタッフやボランティア・スタッフの充実強化を図る。

 

●スタッフは、できるだけ主婦をターゲットにして募集するべきであろう。主婦は、勤め人に比べて時間を自由に使える。他の市民団体ではスタッフの半数以上を占め、大きな原動力になっている。ボランティアとして明確な役割を定めてお願いすれば、主婦の参加協力はそれほど難しいものではないであろう。

 

●これは、会員にこだわらず、広く募集してみることである。また、会員スタッフからの募集については、前述の「第1編 3章 1.組織体制の強化」 (P.59参照)であげたように、まず、会員全員について、次のような情報をデータベース化し、それをもとに各会員にふさわしい役割の仕事を見つけ出して、声をかけるようにする。ただし、個人情報なので取り扱いには注意を要する。

 

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