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復正モーメント測定における90度横転状態のGZ*(重心と浮心間の距離)については、床面の折れ曲がりがない状態に相当すると思われる0.243m(水なし)と折れ曲がり状態に相当すると思われる0.078m(水あり)の両者が得られており、それらGZ*の差は、浮心が移動しないと仮定すれば、艤装品移動による重心の位置変化量に相当すると考えられる。この場合、重心の位置変化量は、表4における0.263mと表13における0.414mの差0.151mであり、実測値の両状態におけるGZ*の差0.165mとほぼ近似した数値であった。

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