日本財団 図書館


 

 NASDAおよびその一機関であるEOCのホームページではJERS−1など日本が打ち上げた衛星に関する情報が得られた。また、海上風を観測できるマイクロ波散乱計(NASA Scatterometer:NSCAT)を搭載した日本の人工衛星みどり(Advanced Earth Observing Satellite:ADEOS)で取得した画像などが登録されていた。EOCのホームページでは「地球観測情報システム」と呼ばれるシステムを用いて、衛星で観測したデータの解析画像を無料で配布していた。現在はADEOSの一部のセンサのみであるが、将来的には日本で打ち上げられる衛星で観測された解析画像が登録される予定である。PALSARを搭載する予定のALOS衛星に関する情報は、計画が始まったばかりであるためか、これらのホームページには登録されていなかった。
 ESAのホームページでは、ESAの諸機関や発行している書籍などの情報が得られた。実際に、衛星の情報を提供しているのは、ESAの一機関であるESOCである。

 

 

 

前ページ  目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION