日本財団 図書館


   港内、浅瀬情報過小 3通

   (等深線数増やす)

   適正浮標採用/浮標番号付加 2通

   不満なし又は無記入  26通

(4)利便性・安全性について

 (1)自動船位プロット 濃霧時、夜間運航容易 7通

   狭水道・浅所域通過容易 3通

 (2)航路標識 浮標の位置確認容易 4通

 (3)省力化関連 見張りに専念できる 5通

   航海計画入力で航海容易 1通

 (4)その他 錨地入力で船誘導容易 1通

   他船動静把握目標物早期発見 1通

   沈船調査に役立つ 1通

   航海術の低下が心配 1通

 (5)なし又は無記入 33通

3-1-2 回答内容の詳細

(1)一般的事項

 <1>回答数のうち船種は官庁船が約半数近くを占めたことは特筆しなければならない。

 <2>総トン数500トン以下が64%及び航行区域は沿海が80%と大多数であった。

(2)表示装置メーカー

 <1>メーカー2社で98%と、ずば抜けて多い。この2社のほかに4社がERC専用の表示装置を作製、販売しているが販売実績は少ないようである。

 <2>使用目的はほとんどが航海用で、船位測定にGPSを使用し、レーダ映像を合成しているケースが多い。

 <3>船位測定法はGPSが圧倒的でレーダーやロランCは少数である。

 <4>レーダー合成が可能なハードウェアが3/4を占めており、高級機種が多いことを示している。

 <5>操作性は「良い」と「普通」を併せて95%にものぼっている。

 <6>利便性については、「不可欠」「大変便利」「便利」を加えた意見が90%にのぼる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION