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   ク 広域観光情報発信機能の強化と多様な観光・レクリエーション開発の推進

・佐賀市及び周辺地域には、吉野ヶ里遺跡やムツゴロウの群生などの全国規模の観光資源があるものの、佐賀市への観光客は、300万人程度と必ずしも多くない。
・空港開設に伴って観光客の増大が予想され、観光機能の強化を一層進める必要がある。
その際、個々のスポット的な観光資源・施設の整備だけでなく、広域圏全体を対象とした観光資源のネットワーク化やインフォメーション機能の強化・整備と都市全体の環境・景観望傭などを進める必要がある。
・同時に、全国的に定着しつつある佐賀国際バルーン大会をキーワードとして、バルーン技術指導講座の開催など、恒常的な催しを開発し、リピーターのある観光開発を進める必要がある。
また、佐賀市及び佐賀地区広域圏の観光情報の発信や催し物を展開するための組織としてのコンベンション・ビューローの設置が必要である。

   ケ 佐賀地区広域都市圏におけるシティ・ゲート機能、交流機能の強化

・佐賀市は、JR佐賀駅、高速道路佐賀大和ICに加えて、佐賀空港の開港によって広域交通体系が強化され、佐賀都市圏や佐賀県における交通結節機能が増すものと想定される。
・佐賀県及び佐賀地区広域都市圏における交通結節機能の高まりに対応し、市街地中心部における情報提供や宿泊などのシナイ・ゲート機能や人・物・情報など交流機能の整備強化が望まれる。

 

 

 

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