| 項目 | 内容 | 
| 技術の有効性に関する事項 | 特長 | ■専用車(溶解回収車)を利用すれば回収場所で1/50〜1/100に減容できるので、輸送効率が高い ■リモネン自体の繰り返し再利用も可能 | 
| 処理コスト (イニシャル・ランニングコスト)
 | ランニングコスト:150〜300円/kg (時間処理能力:50〜300kg/h)
 | 
| 事業採算性 | 高品質にリサイクルできるが、その為の整備投資が従来式よりやや高く、経済性に難点がある。 | 
| 再生製品の性能等 | ■100%再生材だけでの発泡スチロール生産が可能発泡スチロールに高熱をかけないので分子量が減りにくく、新品同様の再生ポリスチレンが得られる(加熱減容方式などでは、約7割の新品ポリスチレンを混入する必要がある)。
 ■高品質リサイクル・ポリスチレンリモネンは構造の似たポリスチレンだけを溶かすので異物混入の恐れが少なく、力学的特性や耐熱性などもほとんど変化しない。
 ■高品質だから、製品本体にも展開可能再生ロットによるばらつきを気にする必要もなく、工業製品の材料としても安心して使用できる。
 | 
| 環境・安全面 | <リモネンの安全性> ■オレンジやミカンのジュースを絞った後の皮から精製したオレンジオイルなので安全である ■米国食品医薬品局(FDA)も食品添加物としての安全性を確認している | 
| 適用条件等 | ■減容機は危険物を取り扱う専門家でなくても安全に取り扱うことが出来る ■リモネンカー(減容機と輸送車を兼ねたトラック)に搭載しているリモネン溶解液は消防法による指定数量(1,000L)以下なので、その取扱いに特殊な免許は不要 ■リモネンカーは2トン以下なので、普通運転免許で運転できる |