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7.レジュメ(1):心を育てる生活指導
平成19年2月3日(日) 師範塾教育フォーラム
「教師が変われば子供が変わる」「心を育てる生活指導」
原田総合教育研究所所長・天理大学非常勤講師 原田隆史
(1)講演会の目的
 教育における主体変容の意味を知る。
 見えない心を育てる方法を知り、実践する。
 
(2)講演後のイメージ
 やる気と元気に溢れ、心のコップが上を向いている。何か新しい事にチャレンジしようと決心している。
 
(3)プロフィール
(1)20年間、大阪市内公立中学校勤務(生活指導、保健体育科教諭、陸上競技指導→個人優勝日本一13回)
(2)天理大学非常勤講師(教員を目指す学生の指導)
(3)現場教師の教育(教師塾)
(4)社会人の教育(企業塾・研修)
(5)海外の教育(中国、韓国、台湾での出版。中国、大連での講演会)
(6)教師養成塾(大学生、講師を教師にするための教育)
 
(4)これからの未来を切り拓く人=「生きる力」を持った自立型人間
(1)夢を描く。目標に変える。方法を考える。最後までやる。被害者意識がない。
(2)心のコップが上向き。真剣、真面目、本気、全力、一生懸命な人。
(3)「心・技・体・生活」のバランスが取れている。(健康と命を自分で守れる人)
 
(5)実践から学んだ教育の原則
赴任当時無かったもの「夢、自信、誇り」  あったもの「人情、感情、エネルギー」
ポイント(1)プラスとマイナスは50と50。長所と短所も同じ。
 
(6)日本一宣言「学校一年で日本一。陸上3年で日本一」
ポイント(2)主体変容(自分を変える。当事者になる)
ポイント(3)決める(夢を掲げる。そしてコミット)
ポイント(4)何のためにやるのか。何が大切か。目的を考える。(生徒、地域、大人の共通の夢実現)
 
(7)イメージを描く。日本一の学校とは。
「人間は同じだった。しかし、ささいな違いがあった。」
「ハイ、あいさつは人より早く、くつ、イス、カバン、掃除、姿勢、目を見る」
 
(8)生き方態度を教える
ポイント(5)態度教育(すさみを除去する)
ポイント(6)意味を教える。価値観教育。(ニューヨーク・ジュリアーニ市長のブロークンウインドウ理論)
 
(9)優秀指導者の法測(成果を出すために人は何をなすべきか)
ポイント(7)心作り指導
 
(10)「心作り指導」
(1)心を使う(思いを書く。目標設定用紙でストーリーを描く。日誌で成功に近付く。)
(2)心をきれいにする(清掃活動、奉仕活動、エコ活動を行う)(靴、イス、カバン、はい、あいさつ、目、掃除、姿勢)
(3)心を強くする(今、自分でできることを続ける)(日誌を書く。お手伝いを毎日する)(心に○を貯めていく)
(4)心を整理する(結果を常に出すプロとは→未来予測と準備力)
(5)心を広くする(感謝の心。ありがとう。)(他人にあげる。してあげる。助けてあげる。)
 
(11)関わり原則
(1)厳しく、ガンコ親父のように、父性的に関わる(ルール、マナー、規範の指導)
(2)優しく、マザーテレサのように、母性的に関わる(カウンセリング、コーチング、精神衛生)
(3)楽しく、こどものように、遊ぶ、子ども性(ストレスマネージメント)
 
(12)指導信条(哲学=クレド)
(1)仕事と思うな、人生と思え  (2)育てに育てる  (3)敵は誰ですか、私です
(4)一寸先は(   )です。  (5)(   )イズ、マネー  (6)思いはかなう
 
7. レジュメ(2):長期目標設定用紙
大阪市立松虫中学校陸上競技部 群馬全国大会 
長期目標設定用紙
「目標達成」「夢・実現」「成功確実」
「ドド根性」「同志」「全力投球」「自律・自立」
(拡大画面:287KB)


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