陸上に生活する人間にとって、水中に潜る（もぐる）ための道具は命綱（いのちづな）のようなもの。

　それぞれの特徴をよく理解し、自分に合ったものを選びましょう。

　

　

　

　水中で視野（しや）を確保（かくほ）し、目や耳に水が入るのを防ぎます。ですから、顔にピッタリとフィットすることが重要（じゅうよう）です。ストラップをかけずにマスクを顔に当て、鼻で息を吸う。これで手を離して落ちなければ顔に合ったマスクといえます。

　

　

　

　水面に顔をつけたまま呼吸することができます。極端（きょくたん）に長すぎたり、細すぎるものは呼吸がしづらく、シュノーケルに入った水も出にくくなります。マウスピースを長時間くわえるので、比較的（ひかくてき）柔らかく（やわらかく）、自分に合ったものを選びましょう。

　

　

　

　水面や水中で効率よく移動するためのものです。自分の脚力（きゃくりょく）やサイズに合わせて選びましょう。ストラップ型はブーツをはいたまま使え、フルフィット型は素足のまま使えます。プレートが大きすぎたり、堅すぎ（かたすぎ）たりすると足をつる原因になるので、注意しましょう。

　

　器材を用意したら、次に装着（そうちゃく）。あわてずゆっくり正しく身につけましょう。

　

　

（1）スプレーやつばなどによりくもり止めをする。

　

（2）ストラップをマスクの前にもってくる。

　

（3）マスクを頭にフィットさせる。

　

（4）ストラップをかける。