日本財団 図書館


手話カラオケブログ
 手話カラオケがはじまってからブログも始めました。・・・手話カラオケをするにあたって助成金をいただいた日本財団さんが運営するコミュニティサイトCANPANで公開させていただいています。
 最初の頃は正直、あ〜めんどくさいというのもあったのですが今は楽しんで書いております。
 下手な俳句や詩なども気まぐれで書いております。批評はなしということで・・・
 毎回、何か“笑い”がある手話カラオケなので、注目ブログとしてとりあげていただけたのだと思います。
 1年間のブログとそれに対していただいたコメントも掲載させていただきました。
 
●手話カラオケって何?[2006年07月06日(木)]
 手話カラオケって何? そういう人も多いでしょうね。簡単に言うと、歌詞をその曲を流しながら手話で表現することです。手話コーラスとも言うみたいですが・・・多分、同じだと思います。
 
 一番初めに私が手話カラオケを見たのは、とある地域のイベントでした。曲は、スマップで一番売れたあの曲「世界にひとつだけの花」、日本昔ばなしの終わりの歌で「人間っていいな」など6曲、私でもよく知っている歌でした。
 
 舞台で、20人ぐらい並んで曲に合わせて手話をする。何も知らない人が見たらその曲の振り付けだと思ってしまうでしょうね。それほど全員が一体となっていました。しかも、皆さんの年齢層も高く若い人はほとんどいませんでしたよ。
 
 私も手話自体は、多少経験があったのですが、日常使用することが少ないので覚えてもわすれちゃうことが多いんです。しかし、これだったら楽しく覚えられるんじゃないかと思いました。
 前ふりが長くなっちゃいました。私が所属する「あい・すまいる淀川」という団体では、現在その手話カラオケをやっています。本来ならもっと早く皆さんに知らせたかったのですが、なかなか忙しくて・・・というのもありましたが、初めてこのようなブログを書いて載せるので不安でいろいろと周りに聞いておりました。知り合いに「電車男みたいなやつ?」聞いたら違うと言われました(笑)。
 
 こんなほとんど何も知らない私が書くことになったので、文章が下手とか言わないでおてやわらかにお願いします。
 
 やっと本題に入ります。手話というのは、私達が口でしゃべる言葉を手や全身で表現します。しゃべることは、皆さんも毎日してますよね。しゃべる代わりに聴覚障害者の人も手話を毎日しています。当たり前のように繰り返すことで身につき覚えていくんですね。
 
 先にも書いたけど、私は手話を何度かやったことがあるけど、すぐに忘れちゃいます。物覚えが悪いって言われればそれまでですが・・・やはりめったに使わないのも理由の一つとは思うんです。
 
 そんな私が初めて手話カラオケをしました。「四季の歌」「サザエさん」という2曲をやっています。「四季の歌」は、♪春を愛する人は、心清き人〜「サザエさん」は、♪お魚くわえたドラ猫追っかけて〜というあの有名な曲です。
 
 実際、やってみると思っていたより簡単に手話を覚えられるんです。知っている曲というのもありますが、それでも覚えたのは早いと感じました。2曲で数えてみると74個の手話がありました。ただ単に覚えるだけとすぐに忘れるのに歌だと頭に残っているんです。
 
 講師の先生もとてもユニークで楽しい人です。教え方が上手で皆を笑わせながら厳しく?教えてくれるんですよ。他人に教えるのは上手なんですが先生も苦手なことがあるみたいです。私は、一応この手話カラオケ事業の担当ですが、会って3回目でようやく名前と顔が一致したと言ってました。
 実は、私が初めて手話カラオケを見たグループさんを教えてくれたのもこの先生でした。
 
 初めて手話をした人もかなりいましたが、先生のペースに巻き込まれて本当に楽しくやっているんですよ。最初は、見学できてた人も参加しているうちに次も来ます。と言って帰ります。お子様連れの参加者もいて、会場を和ませてくれます。
 
 「四季の歌」で1番難しいところは、3番の♪愛を語るハイネのような〜という歌詞でハイネという手話は、指文字でハイネをします。また、4番の♪根雪を溶かす大地のような。という歌詞でも根雪で3つの動作する必要があります。「難しいところをうまくできた。」と喜んでいると次の溶かす大地を忘れたりということもあります。曲のスピードに合わせて手話をするのが大変でこの曲の1番の山場です。
 
 「サザエさん」は、2番の♪子供を集めて広場で草野球〜というところが手話の数が多いのでちょっとした山場になっています。ちなみに、いつも番組でやっているのは、1番と3番ですよ。
 2曲とも聞き慣れている歌なのですが、手話でするとこんなに曲のテンポが速いんだなと感じました。2曲に共通するのは、どれも似たような歌詞なので混同しやすいことです。しっかり歌詞を覚える必要があります。
 
 第5回のとき、地域の情報冊子の取材が来ました。編集長が先生の知り合いらしく呼んでくれたのです。何かインタビューがあるかな?と緊張していたのですが、何も聞かれなかったのでちょっと拍子抜けでした。7月発行分で書かれているみたいなので楽しみです。
 
 手話カラオケももう6回を終えました。いよいよ全体で合わす練習がはじまります。毎回、皆が注意されることがあります。曲のはじめ、間奏中に手をぶらぶらさせないこと。おなかの上に両手を重ねることを忘れないように。これは、来年、3月に地域が主催するイベントに出て、手話カラオケをみんなに披露するためのものです。・・・私が、初めて手話カラオケを見たことと同じことをしたいのです。
 
 当初は、初めてするので2曲の予定でしたが、3曲目も行うことに決定しました。曲名は、「瀬戸の花嫁」です。小柳ルミ子さんが歌ってたそうですが・・・私はあまり知りませんでした。
 
 こんな感じで現在、参加者18名、スタッフ10名全員一丸となり発表会にむけてやっています。もし、興味がある方はご一報を!!
 
コメント
 
 こんにちは^0^確かに難しいですよねしかーし何とか2番まで大雑把に覚えましたよ 次回も楽しみにしています
 
●手話カラオケ初めての全体練習[2006年07月20日(木)]
 ひさびさ〜でーす。梅雨ももうすぐ明けますね。いよいよ夏本番です。今年も暑そうですね。皆さんも夏バテしないように気をつけましょう。
 さて、前回に引き続き手話カラオケの話をします。今回は、全体練習編です。
 
 これまで「四季の歌」と「サザエさん」を6回練習しました。今までは数人並んで練習をしていました。今回は初めて参加者全員並んでしてみました。皆さんがどれだけ歌詞や手話を覚えているか?また、一人ではできても全体で見たらどうか?など確認をしたかったからです。
 
 結果はというと・・・予想以上に皆揃っていたのでびっくりしました。もちろん、細かなチェックは必要ですが、皆とても練習してくれていたみたいで嬉しかったです。ある参加者は、歌詞がなかなか覚えられないので、会場にくるまで駅で復習していた。と言っていました。
 「サザエさん」など私の世代では聞きなれていますが、高齢者の人は知らない方もいるでしょうね。そんなこんなでやってみてこれなら本番でも期待できるかなと思いました。
 「四季の歌」と「サザエさん」は、皆ほとんど覚えたので「瀬戸の花嫁」を開始しました。
 本来なら次回8月からの予定でしたが、曲紹介で流していると「してみたい!!」と希望があったのですることにしました。まだ先のことだったので、歌詞など準備は、今回終わってからでいいと思っていたのですが、時間がちょっとあったのでしていました。心中、(あ〜助かった。早めに準備しておいてよかった。)と私の声は誰も聞いていない(笑)。
 
 先生達も言ってましたが、この調子なら4曲目も考えないといけないな・・・と皆さんの予想以上の頑張りにかんどーしている私でした。
 
コメント
 
 手話カラオケに参加しているChizです。
 そう、ほんと予想以上にそろっていてびっくり!ああやって並ぶと見ごたえありましたね。
 私はみなさんよりうんと若いはずですが「瀬戸の花嫁」は難しそ・・・とちょっとびびっております。が、負けちゃいられないのでがんばりまーす♪
 
●瀬戸の花嫁?って[2006年08月11日(金)]
 や〜と、梅雨が明けたと思ったらあちぃ、あちぃ(汗)こりゃたまらんわい。
 体力がない私は、手話カラオケする前にすでにバテている状態ですよ(笑)。
 手話カラオケも第8回となり、3曲目の「瀬戸の花嫁」に本格的に突入です。瀬戸の花嫁は、作詞は山上路夫さん、作曲は平尾昌晃さんで1972年の小柳ルミ子さんのヒット曲です。ちなみに私はまだうまれていませんでした。この曲自体知らなかったです。
 
 これまでおこなった2曲「四季の歌」と「サザエさん」は知っていたので覚えやすかったのですが・・・先生は、サザエさんより簡単。簡単。と言ってたけど、歌詞の1行目“瀬戸は日暮れて夕波小波”を手話ですると忙しいのなんの曲についていくのが皆さん精一杯でした。皆顔を見合わせて苦笑い、なんだ〜いきなり難しい〜私もサザエさんより難しいよ。と思いました。
 
 どうにかこうにか今日は1番まで進み先生がわからないことや質問などありますか?と聞かれたので私が歌詞の“泣いたりせずに”のところのせずにの手話を確認したら、先生がじゃあ、「一人で前に出てやってみよう。」・・・私「はい?」・・・先生「音楽スタート」・・・参加者全員拍手・・・とまあなりまして初めてのソロデビューでした。何とか間違わずにできたけどいきなりのことだったのでとても恥ずかしい思いをしました。
 
 まあ、瀬戸の花嫁がこうして始まったのでした。次回は、2番を行う予定です。
 
コメント
 
 亜稀人♀です。こんばんは〜数時間前[亜稀人♂]がコメント入れてたみたいなんで私も早速書き込みしてみます(^O^)実は私もブログしたくてでもチンプンカンプンなんでこうしてコメント入れるのも2度目でドキドキしています(∋_∈)しかしブログ拝見させてもらって文章が上手いっ(私の母も言ってました)!!私には無理だな〜(残念)なわけでコメントだけでも(*^_^*)前回は私の友達も行き終わった後友達が興味があり実は手話の本一冊持ってると言うのを聞いて早速日曜日西淀川区の図書館に行ってきました(出来立てホヤホヤなんでかなり綺麗ですよ)そこで手話曲の本を探したらあるもんですね二冊も借りちゃいました。早速見ながらやってまして気に入ったのは「上を向いて歩こう」「大きな古時計」です。しかしおもしろ可笑しく教えてくれるあのチャーミングな先生と違い本で練習するのはこれまた難しい(>_<)でもいつか私もSMAPの「世界に〜」の載ってる本を見つけてしてみたいな〜
Posted by:佐々木亜稀人♀ at 2006年08月22日(火) 23:31
 
 いつも先生にいじられている男です(^_^)vあんだけいじられてメッチャ楽しいです(*^_^*)初めて手話をする時はすごく不安でしたが先生が優しく教えてくれてすごく楽しいですo(^-^)o覚えるのが遅いので家に帰っても練習して手話に来てる皆さんに遅れをとらないように頑張ってます(^O^)四季の歌のハイネとサザエさんの子供を集めて広場でのところがなかなかできなくて格闘してます(>_<)
 
●「瀬戸の花嫁」9回2番。プレイボール・・・[2006年08月23日(水)]
 お盆休みも終わり、近所でつくつくほうしも鳴き始めました。夏の終わりも近づきつつあるのかな。(暑いのであまり実感はありませんが・・・)
 夏と言えば、高校野球。今年は盛り上がりました。決勝戦では、最高のゲームで世間を賑わせてくれました。私も久々にスポーツで熱くなり感動でちょっと泣いてしまいました。
 
 今回の手話カラオケがある日は、ちょうど準決勝でとても気になっていたのですがこちらも9回2番終盤大詰めだったのでとりあえず集中することにしました。
 (あたりまえですよね。)
 お盆休みの週だったので参加者はとても少ないと思っていたのですが、甲子園に負けないぐらい満員御礼の過去最高28名(スタッフ込み)になりました。
 采配は、もちろん先生に委ねてプレイボール。
 相手は過去最高の手ごわい相手で、なかなか手話が難しい。歌詞どおりのストレートではなく意訳しなければならない変化球もあります。部分練習では落ち着いているのですが、通し練習では歌詞通りの手話につい手が出そうになります。
 例えば、“生まれた島”という歌詞があり、手話では『ふるさと』なのですが、ここでの島は『場所』という手話を使います。『島』という手話がこの歌では何度か出てきますので、ついそちらのほうを使ってしまいそうになります。もう一つは、“あなたとこれから生きてく私”という歌詞の『あなた』という手話を『二人で』という手話に置き換えています。
 
 スピードもあり、変化球あり、手話数も多いので皆もかなり戸惑っているのが目に見えました。タイムを何度もとってサインの確認や個別でしごかれてもめげずに皆さん楽しく元気でやってくれているのでありがたいと思います。
 毎回、かわいい応援団(子供3人)にも助けられどうにか3曲目もひととおり終わりました。
 
 これだけ一生懸命練習しているのだから甲子園では・・・いやいや本番ではきっと大丈夫だろうと確信しています。
 
コメント
 
 しゅわぜんぶおぼえったで(^O^)みんなもおぼえてや(^O^)。ゆうきょり。o(^-^)o


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