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 各学校では、昼休みとか夕方にそれぞれ先生を主導にして参加いただいておりますけれども、これは縦割り色別遊びということで、学年別のチャレンジデーの体操を教えていただいているところでございます。
 
 
 これも同じような写真であります。これは市内での体育施設でございますが、当日は当然無料開放をさせていただいておりますので、いろいろな場所で、これはグラウンド・ゴルフ等を無料でお使いいただいているということであります。
 これは自治会で開催されておりますウオーキングということで、河川敷でのウオーキングを行っていただいています。例えば行政の職員としても各支所でチャレンジデーに参加いただきまして、特に職員においては統一種目なんかも実施をしておるところでございます。多分、ダブルダッチをしているのですね。
 
 
 また少年団メンバーにつきましては、メンバーの子供たちは当然動かせるわけですが、この日だけは子供たちの親にも参加いただきまして、子供たちが日ごろ取り組んでいる少年団の体験に加わって、参加いただいているというような内容であります。
 これは市内で統一種目に参加している様子でございます。これは一地域、信楽地域が特に多いわけでございますが、各種目をお願いしたり、また親子の遠足を行ったり、そういった運動に参加をいただきました。
 これは老人福祉施設の中で、その施設に入所されている方々にも車いすでもできるバレーボールを行っていただいたり、職員さんと共にチャレンジデーで身体を動かしていただいてというような、機能回復の部分も含めて参加をいただいているところであります。
 
 
 これは企業さんでの朝礼でのストレッチ体操を実施いただいた模様であります。
 それとチャレンジカップということで、特に信楽地域においては、体育館で、多分、体育学生を使いまして統一種目を実施し、また景品交換をしながら参加をいただいているところであります。
 それで1日が終わりまして最終結果報告ということで、この日は最終報告になるまで、市の四役等が実行委員会の事務局に詰めていただいているということで、実行委員さん含め、全員が最後まで残っていただいて結果待ちを行っているところであります。昨年、出雲市に負けましたが、本年は大牟田市に勝利させていただくことができました。
 これで本年度、特に甲賀市で参加いただきました当日の参加人数ということで、一番多かったのが、先程津田さんのほうからご報告ありましたように、学校・市役所関係が1万7,116人、あとの各種団体・各企業・個人、こういうような順序で、参加割合となっております。参加率につきましては、学校・市役所関係、行政関係が50%、以下、各種団体が20%、各地区2%、企業さんは14%、個人が4%というような内容であります。
 
 
今後目指すもの
 これらが今後チャレンジデーから甲賀市が目指す部分でございますが、合併以降、甲賀市民が一つの目的に向かって、一丸となる取り組みとしてチャレンジデーに臨みたいところであります。これにつきましては、合併以前の旧町意識、末端の町をけん制するような意識ということが望ましいか分かりませんが、そういった部分で、向かって全部の意識をひとつにさせるため、大規模な市民意識への変革事業としても位置付けてきたところであります。今後、甲賀市がチャレンジデーから学んだ市民に向けての啓蒙・啓発活動、健康増進へのきっかけづくりの重要性等々を、市として今後どのように現実化させていくかを考えております。
 そういった部分で、大きく四つの課題として挙げておりまして、一つにはチャレンジデーからの地域の皆様に、健康増進と生涯スポーツの参加へのきっかけづくりをどのようにするか、二つ目がチャレンジデーに向けての実行委員会組織の動かし方、三つにはチャレンジづくりの市民9万5千人の認知度をどう高揚させるか、次には、対戦自治体とのそれ以後のつながり、これらをどう考えていくかという課題を挙げております。
 そういった部分で、それぞれ方向性として、まずチャレンジデーを年1回のイベントではなく、主として市民の皆様に健康づくり、また生涯スポーツへの参画と有益利用、構造的に市民の福祉部局との連携を図りながら、「甲賀市は元気がいい」ということをうまく気づきをしながら、毎月最終水曜日にそういった日を設け、一人15分間以上の運動が実施できる態勢を整えながら、それらを定着させ、5月の最終水曜日のチャレンジデーには、さらに特別の日として取り組んでいけたらと考えております。
 実行委員会組織の部分でございますが、市長が実行委員長として、市内の各種団体の代表者により組織をさせていただいておりますが、それらの方々が一つの組織の中で動いていくというのはなかなか難しいものがございます。その組織をスリム化していきたい。下部組織につきまして、特に主要な市機関とし、特にワーキングスタッフの部分では、それなりの各種団体の皆様方から市民へ、実行部隊として組織をしていきたいというような考えであります。
 三つ目は、チャレンジデーの認知度を向上させるためには、より粘り強く市内の啓発活動を行っていくことも重要でありますし、全国の自治体がチャレンジデーでの健康増進や生涯スポーツ参加へのきっかけづくりの重要性、これらを認識していただくこと。また合併以降、予算削減の理由等もございまして、参加率も下がっているのが実態であります。健康増進や生涯スポーツへの参画が希薄にならないためにも、ぜひこのチャレンジデーの意味合いを十分認識いただきまして、全国的にも認知度を上げていけるような取り組みであればいいのかなと思っております。
 そのためにはチャレンジデーで対戦した自治体間での、開催以降のスポーツ事業なんかの交流事業等も行っていければ、大変意義のあるチャレンジデーになるのではないかなという思いもございます。
 以上、大変早口で時間の制限の中でご説明をさせていただきましたが、「元気な甲賀市」を目指すために、市民の皆様方に、健康増進、またスポーツ事業への振興、これらをうちの生涯スポーツ課が中心になりまして、ますます元気な甲賀市、またさらにはチャレンジデーへの市の参加、これからも呼び掛けを行っていければというように思います。
 短時間のため十分な説明とは思いませんが、以上をもちまして、滋賀県の甲賀市からの「チャレンジデー2006」の報告と事例発表とさせていただきます。ご清聴、ありがとうございました。(拍手)
 
 
佐藤 安田さん、どうもありがとうございました。もう一つの事例の紹介をしていただきたいと思いますけれども、今度は先程の甲賀市さんとはちょっと違った形式で参加をされております。岩手県の奥州市の教育委員会前沢支所生涯学習課長補佐でいらっしゃる千葉さんからご報告をいただきたいと思います。
 前沢支所については、五つの自治体が合併をしたのですが、今回合併前の前沢区ということで参加をいただいております。参加率は74.2%の金メダルということで対戦にも勝利をされておりまして、対戦相手は福岡県久留米市宮ノ陣校区、地域での参加の対戦でございました。千葉さん、それではよろしくお願いいたします。


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