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奥州市前沢区(おうしゅうしまえさわく)
岩手県 5回目
 
主催
前沢区チャレンジデー実行委員会 (前沢区長・岩渕 功)
奥州市教育委員会前沢支所
〒029-4208 岩手県奥州市前沢区字七日町裏104
TEL 0197-56-7100 FAX 0197-56-7342
 
実施結果
(参加率)74.2% (参加者数)11,259人 (メダル)金
 
対戦相手
福岡県・久留米市宮ノ陣校区
 
イベント・プログラム
◆ラジオ体操
◆行政区対抗ボール送り大会
◆自治公民館巡回玉入れ
◆世界遺産ウオーク
◆ジャスコでチャレンジ
◇地区をあげて取り組む機運を高めるために「行政区対抗参加率チャレンジ」を行い、最も参加率の高い行政区全世帯に、記念品を贈呈
 
実施の効果
◆5年目ということで、チャレンジデーに対する認識も高まってきている。「チャレンジデーをきっかけに、ウオーキングをはじめました。」などの声も聞かれ、スタッフとしてうれしく思う。
◆地域が同じ目的をもって取り組むことにより、コミュニティの形成の一助ともなっている。「ラジオ体操に行ったら、話したこともない若い人もいて地区にこんな人がいたんだねー」と高齢者同士の会話も聞かれた。
 
協力要請
教育機関/企業・事業所/自治会/行政区/公民館/商工会/体育協会/体育指導委員/各スポーツ団体
 
協力体制
◆教育機関は例年100%の取り組みをいただいている。
(2,396人)
◆企業は昨年を上回る226事業所の協力をいただいた。
(1,645人)
◆行政区・自治会もばらつきはあるものの、100%取り組んでいる。(6,980人)
 
住民へのPR
◆4月中:各種団体・事業所へ協力文書を発送
◆5月11日:全世帯にチラシを配布
◆5月25日:全世帯に「報告カード」を配布(当日回収)
 
マスコミ
岩手日報/岩手日日新聞/前沢タイムズ/胆江新聞
 
製作物
・ポスター(200枚) 校区内
・特性タオル(250本) 協力事業所
 
担当者から一言
 前沢としての取り組みは5回目となり、チャレンジデーそのものが市民権を得た感がある。
 よって、各種団体や事業所の協力も積極的になってきたと感じている。
 また、地域での取り組みもスムーズに行われている。先進的な地域では独自のチラシを配付するなど、参加率を向上させる工夫も見られる。
 さらに、チャレンジデーをきっかけに運動を始めた方もあり、本来の目的も少しずつではあるが達成されてきている。
 前沢町は、今年2月に5市町村が合併し奥州市となった。5市町村のうち旧前沢町と水沢市がチャレンジデーに取り組んできたが、その成果を見るとき、奥州市全体にこのチャレンジデーを拡げて行きたい。
 
加美町(かみちょう)
宮城県 3回目
 
主催
チャレンジデー2006加美町実行委員会
(実行委員長・星 明朗)
加美町教育委員会 体育振興課
〒981-4401 宮城県加美郡加美町宮崎字屋敷一番52-4
TEL 0229-69-5114 FAX 0229-69-6433
 
実施結果
(参加率)60.2% (参加者数)16,652人 (メダル)金
 
対戦相手
岩手県・大槌町
 
イベント・プログラム
◆ラジオ体操・みんなの体操会
◆行政区対抗スマイルボウリング大会
◆加美郡ゲートボール大会
◆健康づくりイキイキ体操
◆小野田・宮崎地区婦人会レクリエーション大会
◇地域住民の生活の中に運動・スポーツを習慣化させるため、日常的に取り組みやすく、認知度の高い「NHKラジオ体操・みんなの体操会」を招致し、スポーツの生活化を目指しました。また、体操終了後には、地域のスポーツ指導者及びリーダーを中心として、指導者講習会を開催し、地域内への普及を図りました。
 
実施の効果
◆NHKラジオ体操に実際に参加して、日常生活の中での運動について関心が高まった。
◆町全体の相互交流・親睦が図れ、町の一体感が高まった。
◆地域の交流活性化、及び地域力の向上に大きく寄与した。
◆運動・スポーツを通して、世代間の交流が図られた。
◆町民の特に中高齢者の健康意識の向上に寄与した。
 
協力要請
教育機関/企業・事業所/行政区/公民館/商工会/民間スポーツクラブ/青年会議所/体育協会/レクリエーション協会/体育指導委員/各スポーツ団体/スポーツ推進員/婦人会/文化団体等
 
協力体制
◆実行委員会を組織し、活動した。
実行委員
・総務部会【57名】・企画運営部会【83名】
・広報部会【66名】・記録部会【58名】
◆チャレンジデー当日、各種団体ごとに活動した。
内訳
・行政区【61団体、3,593人】
・企業、事業所【119団体、3,988人】
・教育機関【全機関参加、3,550人】
・各種団体【48団体、1,006人】
 
住民へのPR
◆チャレンジデー実行委員会の広報紙の発行
◆町広報紙に開催告知記事を掲載
◆各体育館等施設への横断幕の設置
◆広報車を使用しての街宣
◆各種団体総会時にチャレンジデーの説明・参加依頼の実施
◆チャレンジデーのぼりの設置
◆チャレンジデーポスターの掲示
◆地域記者クラブへの情報提供及び取材依頼
 
マスコミ
河北新報/読売新聞/大崎タイムズ/NHK仙台放送局/NHK第1放送
 
製作物
・Tシャツ(250枚) 実行委員・ボランティア
・のぼり(200枚) 町内主要施設に設置
・ポスター(300枚) 町内主要施設・行政区掲示板等
・横断幕(4枚) 町内体育施設等に設置
 
担当者から一言
 本町にとって3回目の挑戦となるチャレンジデーでしたが、天候にも恵まれ無事終了することができ、ご協力いただいた全ての方々に、大変感謝いたしております。今回は体育指導委員が中心となり、町民総参加の100%を目標として、実行委員一丸となって取り組みましたが、目標に遠く及ばず対戦相手の大槌町に僅差で敗れてしまいました。しかしながら、参加率は60.2%に達し、金メダルを獲得できましたことは、町民が一致団結した成果であり、本町にとってかけがえのない財産であったと実感しております。
 今回終了後の反省会等で、これまで行政主導で開催してきたチャレンジデーを次回は住民主導で開催したいという機運が徐々にではありますが出てきております。この地域活動力の向上もチャレンジデーの効果なのではかと思われます。
 今後もチャレンジデーの意義を継承しつつ、スポーツ振興を図っていきたいと思います。
 
三種町琴丘地区(みたねちょうことおかちく)
秋田県 1回目
 
主催
チャレンジデー琴丘地区実行委員会
(実行委員長・柴田 正臣)
三種町教育委員会
〒018-2104 秋田県山本郡三種町鹿渡字盤若台75-1
TEL 0185-87-2222 FAX 0185-87-3222
 
実施結果
(参加率)62.9% (参加者数)3,790人 (メダル)金
 
対戦相手
宮崎県・えびの市真幸地区
 
イベント・プログラム
◆学校交流会
◆ことぶき大学(高齢者)スポーツ大会
◆マレットゴルフ大会
◆ちびっ子フェスティバル
◆ウオーキングの集い
 
実施の効果
◆例年の参加目標「自分の健康は自分でつくろう」ということで実施しました。62%強の参加であり昨年よりも落ちてしまいましたが、初年度としてはまずまずの結果と思っております。合併により何か目標を失ったような雰囲気があり、このようなときこそ一致して取り組みが出来るチャレンジデーは効果的であると考えます。
 
協力要請
教育機関/自治会/公民館/民間スポーツクラブ/体育協会/体育指導委員
 
協力体制
◆実施会場付近の清掃等環境整備活動
◆三種町体育協会琴丘支部(交流会への参加と競技役員としての協力)
◆生涯学習奨励員等ボランティア(各交流会への協力)
◆自治会(参加呼びかけやチャレンジカードの回収)
◆婦人会(参加呼びかけ)
◆保育園、小中学校(交流会への参加)
◆琴丘スポーツクラブ連盟(交流会への参加・集計に協力)
 
住民へのPR
◆全戸にチラシの配布によるPR
◆防災行政放送による住民へのPR
◆新聞社へのPR
◆各種会議でのチャレンジデーのPR
◆横断幕やのぼりでのPR
 
マスコミ
北羽新聞/秋田魁新報/秋田朝日放送
 
製作物
・チャレンジデーカード 町内全戸配付
・スタッフジャンパー 実行委員・協力員等
・Tシャツ 運営スタッフ
・タオル 参加者等
・のぼり
・ポケットティッシュ 参加者等
 
担当者から一言
 琴丘町として過去11回の挑戦、そして今回から合併で琴丘地区としての初挑戦。
 合併により取り組みが遅れ5月中旬にようやく全体計画出来上がるという状況。
 今年は、対戦相手と勝負するのは無理と早々とあきらめ、金メダルの連続記録だけはどうしても繋げていきたいと必死でした。結果、参加率62.9%をかろうじて守ることができました。
 今年の反省をもとに、地区としてどのような取り組みが最良なのか関係者と知恵を絞りながら来年もまた新たな気持ちで挑戦したいと思っております。
 
にかほ市金浦地区(にかほしこのうらちく)
秋田県 1回目
 
主催
にかほ市金浦チャレンジデー実行委員会
(実行委員長・横山 忠長)
にかほ市教育委員会 スポーツ振興課
〒018-0104 秋田県にかほ市象潟町字狐森7 象潟体育館内
TEL 0184-33-8855 FAX 0184-33-8856
 
実施結果
(参加率)67.7% (参加者数)3,322人 (メダル)金
 
対戦相手
愛媛県・西条市氷見地区 広島県・北広島町豊平地域
 
イベント・プログラム
◆グラウンド・ゴルフ大会
◆秋田花まるっ 元気アップ体操教室
◆やさしいフラダンス教室
◆ラジオ体操&クリーンアップウオーキング
◆長縄跳び大会・みんなでかけっこよ−いドン
◇町内会、学校、企業、団体等の代表者を実行委員に委嘱して、地域全体で取り組み
◇防災無線によるチャレンジデー実施の事前広報および当日の参加要請・PR
◇にかほ市広報・HPへの掲載依頼および全市全戸配布によるPR
 
実施の効果
◆従来からの地域スポーツイベントとして、コミュニティづくりの一環として定着した。
◆地域のイベントであるが、全市への広報活動により地域の相互理解の一助となった。
◆地域外のバドミントン団体の参加も得られ、3地域での団体間交流が図られた。
◆2回目のGG大会は、主管協会がほぼ自主運営しており、競技団体の自立に結びついている。
◆運動・健康の大切さを再認識し、そのきっかけづくりをすることができた。
 
協力要請
教育機関/企業・事業所/自治会/公民館/民間スポーツクラブ/体育協会/体育指導委員/各スポーツ団体/老人クラブ・婦人団体/福祉施設
 
協力体制
◆実行委員(実施スタッフ)の承諾、ポスターやチラシ等配布によるPR
◆各イベント参加者の動員、イベント企画運営、参加者数報告など
・教育機関 4名(保育園1名/小学校1名/中学校1名/高校1名)
・企業・事業所 5名  ・自治会 13名
・公民館(社会教育課) 9名
・体育協会 2名(スタッフとして主管協会より 10名)
・体育指導委員 26名
・老人クラブ・婦人団体代表者 2名(各1名)
・福祉施設 2名
・民間スポーツ施設 1名
・行政機関 5名
◆スポーツ施設利用者の報告や利用料の減免・後払い等への協力、ポスター等によるPRなど
スポーツジム 1名、総合スポーツ施設 1名、ゴルフ場 1名、ゴルフ練習場 1名
 
住民へのPR
◆市広報誌による全市民への周知
◆各イベントチラシ・参加投票券の全市全戸配布
◆市内公共施設、学校、企業、各町内等へのポスター掲示および参加依頼
◆県内報道機関(新聞4、放送5)への情報提供と取材・記事掲載・報道等の依頼
◆イベント会場や周辺道路への横断幕、のぼりの設置
◆防災無線による周知
◆各種団体の会議や会合(老人クラブ総会、高齢者学級等の教室)、各事業・教室におけるPR
 
マスコミ
読売新聞/秋田魁新報
 
製作物
・ポスター 公共施設、企業、事業所、町内会、協力要請施設
・Tシャツ 実行委員、スタッフ、講師
・タオル グラウンド・ゴルフ大会、元気アッブ体操教室参加者等
・イベント案内ポスター 公民館、駅、学校等公的施設
・チラシ 市内全戸、地域内企業・事業所
 
担当者から一言
 今回は旧金浦町から数えて5回目のエントリーでしたが、昨年10月1日に市町村合併しており、次年度以降の対象地域拡大の可能性を探りながら実施しました。また、行政の機構改革により、4月にスポーツ振興課が金浦地域外(旧象潟町)に新設されて職員は全員異動、それに併せてチャレンジデー事務局も移動したため、地域外で準備を行い、当日の実施は金浦で行いました。
 参加率の目標を昨年と同様の80%に掲げて実行委員会を立ち上げましたが、実際には67.7%と目標を大きく下回りました。しかし、県庁出前教室の利用やフラダンス教室など今回新たに実施したイベントの中には多くの参加者が集まったものもあり、成果がみられたものもありました。また、事務局が他地域であっても何とか実施することができたことは、次年度以降の実施に向けてある程度の感触をつかむことができました。
 対戦相手との交流という点では、愛媛県西条中央スポーツクラブのクラブマネージャーが市議会議員で総務委員会行政視察で本市を訪れるなど、自治体交流のきっかけ作りにもなったのではないかと思います。また、インターネットでの集計報告が終わったあと、対戦相手に電話して互いに結果報告をした時には満足感・充足感があり、いい体験をすることができました。次年度は全市または地域を替えて開催することも健闘していますが、今回の実施経験を活かし、チャレンジデーを健康づくり支援のひとつとして定着させたいと思っています。


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