■ソフト(つづき)
◇車いす固定装置の乗務員の取扱(3件)
・車いすの固定方法等乗務員の教育の徹底が必要。
・車いすの固定装置が置いてある場所や付け方を乗務員にしっかり教えてほしい。
・しっかり固定の仕方を覚えてほしい。
◇車内放送等アナウンスの活用(7件)
・満員の乗客に「車いすのお客様を押さないで下さい」とアナウンスをしてほしい。
・発進・停止の際には、車内放送で確認をとる。
・車内放送で交通事情、状況で急ブレーキを踏む時があることを周知してはどうか。
・カーブ時ではアナウンス等で必ず声をかけてほしい。
・急ブレーキ時に身体が前につんのめってしまうことを、周りの乗客にも声をかけて知らせたらどうか。
・安全運転と各ポイントでのアナウンス。
・カーブを曲がる時は車内放送をしてもらいたい。
◇スピードを出さない(4件)
・速度を落とす。
・運行が遅れてもスピードを出さずに運転してほしい。
・車いすの固定装置では、手すりまで手が届かず掴まっていられないので、スピードを上げないこと。
・ゆっくりなスピードで安全運転することを乗務員が常に気をつけることが大切だと思う。
◇右旋回に注意する(1件)
・ノンステップバス運行管理者がこの危険性を認識し、ノンステップバス乗務員に対して、車いす使用乗客が乗車している場合は、特に、右旋回に気をつけるように指導すべきである。
◇車いす使用者への理解促進(2件)
・固定に時間がかかるため、他の乗客への迷惑をとても考えてしまう。車いすの乗客が安全のために必要不可欠な行為や時間であることを認知させるためにCMをする等バス会社がキャンペーンをしていくことが大切である。
・介助者等に立っていてもらい、緊急時に踏ん張ってもらっているが、乗車中はずっと立っていてもらわなければならない。そのことによる互いの緊張感、不安感など、精神的不安はとても大きく、バスの利用を控えなければならないと思う時もある。