日本財団 図書館


2005(平成17)年度
・アカウミガメ上陸産卵/保護状況[新居町〜旧浜岡町]
(拡大画面:458KB)
注1〜8: 102ページ参照
 
2006(平成18)年度
・アカウミガメ上陸産卵/保護状況[新居町〜旧浜岡町]
(拡大画面:419KB)
注1〜8: 102ページ参照
 
おわりに
 遠州灘海岸の砂浜には、多種多様な生物が生息し、生命を育んでいます。春になると海浜植物の緑が砂浜をおおい、色とりどりの花が砂浜を彩ります。初夏には、ヒバリやシロチドリをはじめ絶滅危惧種のコアジサシが繁殖し、ウミガメが産卵に訪れます。秋には子ガメがふ化し、大海原へと旅立ちます。こうした野生生物との神秘的な出会いで得た感動は、命や環境の大切さを感じさせ、子どもたちに自然環境を大切に思う気持ちを育ててくれます。
 
 サンクチュアリでは、遠州灘海岸の貴重な自然環境を守り、次世代を担う子どもたちに伝えていくため、中田島砂丘入り口にネイチャーセンターを開設し、「浜辺の楽校」等の体験的感動教育を行っています。
 
 これからも、野生生物の保護調査活動を通じて、安全で美しい海岸を目指して活動を続けていきますので、みなさんも是非ご参加下さい。
 
馬塚 丈司


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