I 事業の概要
地域の宿泊可能な施設(公民館・集会所・青少年施設など)で異年齢集団による共同生活を行いながら通学(2泊3日以上)をするもので、食事の準備や掃除などの基本的な生活体験をする。
II 目的
子どもたちが学校や家庭を離れた環境で仲間と協力しながら自分たちの力で生活体験することにより、日常生活に必要な生活能力を習得するとともにお互いの立場を理解し、協力しあう心、規範意識、我慢する気持ちをはぐくむ。
また、事業を通じて学校、家庭、地域の連携を図り、地域全体で子どもたちをはぐくむ環境を整備する。
III 実施主体
自治会、青少年関係団体、地域教育推進協議会、学校関係者(PTA)、行政など、地域の関係機関が実行委員会を構成し、連携をとりながら進めていく。
IV 事業規模
平成18年度は、静岡県内108箇所で実施。
事業費:20,000千円
財源内訳:一般財源 12,500千円
静岡県遊技業共同組合寄付金 7,500千円
新規で実施する団体には上限で20万円の補助、継続事業として実施する団体には上限で10万円を補助する。
V 成果(感想より)
<主催者>今の子どもたちにとって欠けているところを成長させていくことをには大変よい活動であると思いますので、継続した方が良いと考えます。
<子ども>友だちとも年上の人ともいっしょに遊んだり、勉強できたからよかったです。ちょっと我慢できるようになった。
<保護者>このような活動をきっかけに地域の方々の子どもたちに対する関心がもっと高まると防犯の面からもいいのでは。
VI 問題点
・中心になるコーディネーターの存在
・ボランティアの募集
・宿泊施設の確保
・経費の確保 など
*継続実施することで地域に根ざした取組とすること。