トークショー「私の海」
海洋映画祭の本編コンペティション部門の審査員5人によるトークショーは、映画祭のクライマックスである審査発表前、約1時間45分間にわたって行われた。
タイトルは「私の海」。今回は、特に絞り込んだテーマは設定せず、それぞれの人生の中での映画や海に関する体験談を自由に語ってもらった。
映画「南極物語」でプロデューサーを務めた角谷審査員の撮影裏話を受けて、岡田審査員長がさらに別の「海」を語るなど、トークは次々と連鎖し、最後には漠然としながらも、聴衆の心の中に大きな海のイメージが広がった。昨今、殺伐とした世の中だが、やさしさに満ちた不思議なトークショーに、癒された人も多かったのではなかろうか。
映画祭総合プロデューサー
岡田 裕氏
映画プロデューサー
角谷 優氏
映画監督
滝田 洋二郎氏
文藝春秋編集委員
嶋津 弘章氏
中国弁護士
馬 英華氏
監督、プロデューサーと、観客とのティーチインは、本編上映終了後、開かれた。上映後も席を立つ観客は少なく、終始白熱した雰囲気の中で質疑は進行した。時には、観客同士の論争にまで発展したが、これが映画祭の醍醐昧でもある。
ミン・グエンヴォー監督(バッファロー・ボーイ)
ティーチイン会場(シネプレックス幕張)
リサ・チェン監督(あの夏の日の浪声)
ルー・ヤンプロデューサー(緑の帽子)
チュー・ウェン監督(海鮮)
短編ビデオ上映会場(幕張メッセ)
ジェフリー・ジェトゥリアン監督(もう一度)
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