日本財団 図書館


(7)従属栄養細菌
 表II.5.1-12には、従属栄養細菌に対する処理効果を示した。図II.5.1-6(1)には、注入時オゾン濃度2.5mg/における従属栄養細菌数変化を示し、図II.5.1-6(2)には、注入時オゾン濃度3.0mg/における従属栄養細菌数変化を示した。
 従属栄養細菌は、処理直後及び処理5日後において全く検出されなかった。これは、試作システムが、バクテリアに対する完全な処理効果を有していることを示した結果である。
 
表II.5.1-12 従属栄養細菌に対する処理効果(CFU/100
注入オゾン濃度 IMO排出基準
2.5mg/ 3.0mg/
コントロール
コントロール5日後
1,043,333
18,030,000
5,133,333
746,667
未設定
未処理原水
処理直後
処理5日後
1,550,000
ND
ND
1,282,667
ND
ND
データは3回平均。“ND”は検出されなかったことを表す。
 
図II.5.1-6(1) 注入時オゾン濃度2.5mg/における従属栄養細菌数変化
 
図II.5.1-6(2) 注入時オゾン濃度3.0mg/における従属栄養細菌数変化
 
(8)大腸菌群及び大腸菌
 表II.5.1-13には、大腸菌群に対する処理効果を示した。図II.5.1-7(1)には、注入時オゾン濃度2.5mg/における大腸菌群数変化を示し、図II.5.1-7(2)には、注入時オゾン濃度3.0mg/における大腸菌群数変化を示した。
 大腸菌群は、IMO排出基準に設定されている大腸菌を含めたグループである。大腸菌群は、従属栄養細菌と同様に処理直後及び処理5日後において全く検出されず、試作システムがIMO排出基準を達成する性能を有していることを示している。
 
表II.5.1-13 大腸菌群に対する処理効果(CFU/100
注入オゾン濃度 IMO排出基準
2.5mg/ 3.0mg/
コントロール
コントロール5日後
ND
3.5
94
2.6
未設定
未処理原水
処理直後
処理5日後
522
ND
ND
147
ND
ND
データは3回平均。“ND”は検出されなかったことを表す。
 
図II.5.1-7(1) 注入時オゾン濃度2.5mg/における大腸菌群数変化
 
図II.5.1-7(2) 注入時オゾン濃度3.0mg/における大腸菌群数変化
 
 表II.5.1-14には、大腸菌に対する処理効果を示した。図II.5.1-8(1)には、注入時オゾン濃度2.5mg/における大腸菌数変化を示し、図II.5.1-8(2)には、注入時オゾン濃度3.0mg/における大腸菌数変化を示した。
 大腸菌は、IMO排出基準(250CFU/100未満)が設定されている。大腸菌は、処理直後及び処理5日後で全く検出されなかったが、未処理原水の大腸菌数自体が、IMO排出基準に設定されている大腸菌数よりも少なかった。
 
表II.5.1-14 大腸菌に対する処理効果(CFU/100
注入オゾン濃度 IMO排出基準
2.5mg/ 3.0mg/
コントロール
コントロール5日後
ND
0.1
2.5
ND
250未満
未処理原水
処理直後
処理5日後
1.8
ND
ND
1.0
ND
ND
データは3回平均。“ND”は検出されなかったことを表す。
 
図II.5.1-8(1) 注入時オゾン濃度2.5mg/における大腸菌数変化
 
図II.5.1-8(2) 注入時オゾン濃度3.0mg/における大腸菌数変化


前ページ 目次へ 次ページ





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION