新居
(拡大画面:39KB) |
|
|
|
歌川廣重 東海道五拾三次之内 荒井
手前に今切ノ渡しの渡船、遠方に新居関所と町並み、今切湊。左に遠州灘をゆく船が描かれる。 |
古図の新居
今切を入って西に今切湊。新居船の母港のほか東西航路の避難・中継港としての役割をもった。享保三年、筒山船もここを出帆した。 |
現在の新居港付近
左遠方の橋は今切の上をまたぐ国道1号浜名バイパスの今切大橋。このあたりから西(画面右)一帯が今切湊だった。 (撮影・前田裕二氏) |
土佐の長平の羽衣
遠州新居人帰還四十六年後に、またも鳥島に漂着した高知県香我美町岸本の五人中、四年後ただ一人になってからも島で半年生き続け、さらに四年後に帰還かなった長平が着用していた羽衣など。江戸へ持ち帰られた。
(国立国会図書館『無人島談話』の挿絵より)
新居の漂流者三人の羽衣は帰還時八丈島に置いていかれたが、ほぼ同様のものだったと考えられる。
|