◆環境を活かす(いかす)取り組み
海風を活かす風力発電と栽培(さいばい)漁業
秋田港内の石油施設(しせつ)に設置(せっち)された風車 |
ハタハタが卵(たまご)を産み(うみ)やすいよう海中林を作る |
秋田県の風力発電事業(じぎょう)は北海道、青森県に次いで(ついで)成長し、今では87基(き)が動いています。秋田県のケースを研究(けんきゅう)して、新しく風力発電に取り組む自治体(じちたい)もあり、リーダーとしての役割も果たして(はたして)います。また、秋田名物であったハタハタがほとんど獲れなく(とれなく)なったことを反省(はんせい)し、人工の藻場(もば)や海中林(かいちゅうりん)を作ったりする栽培漁業の取り組みも始めています。
市民の誇り(ほこり)、秋田港にふさわしい憩い(いこい)の場づくり
市民の誇りとなる国際交流拠点(きょてん)づくりのため、秋田港では「ポートルネッサンス21」計画を作り実践(じっせん)しています。人が集い(つどい)、憩う(いこう)ことができる港づくりのため、海辺周辺(うみべしゅうへん)の施設(しせつ)を整備(せいび)しているのもその活動の一つです。
小学生に人気の一年中暖かな(あたたかな)覆い(おおい)がついた「セリオンリスタ」 |
高さ100mの展望(てんぼう)室を持つ、港湾(こうわん)文化交流施設ポートタワー「セリオン」 |
港とくらし
●港は人々のくらしの「移動」を助ける
港は海の交通と陸の交通をつなぐ要所(ようしょ)。港は私たちの交通手段(しゅだん)を、あるいは物の移動を支えています。
●客船ターミナル
港にはたくさんの人が集まり、海上交通と陸上交通の乗り換え(かえ)を行っています。フェリー、客船など船の種類に応じて(おうじて)、接岸(せつがん)する岸壁(がんぺき)が決められています。
◎クルーズシップ(客船)が停まる(とまる)、客船ターミナル
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●トラックターミナル
輸入手続き(ゆにゅうてつづき)がすんだ荷物を目的地まで届ける(とどける)ため、港の近くには運送会社のトラックが集まったターミナルがあります。多くは中・長距離(きょり)フェリーヘと乗継ぐ(つぐ)ための拠点(きょてん)として利用されており、まとめて運ぶことでコストを下げています。
◎南港航空貨物(こうくうかもつ)/トラックターミナル
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大阪南港トラックターミナルは、南港航空貨物ターミナルやフェリーなどの船により最適(さいてき)な物の移動を助けています。
(大阪市港湾局)
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