Q2 改善したいことについて
1. 施設内に利用者がかたまって作業をすることより、授産施設の機能を明確に地域に出て、所得アップと安心に繋げたい。
2. 作業時間と事務作業時間をうまく使い分け、時間内で終えることができるようにしたい。作業時間内に終えることができないこともあり、事務作業を自宅に持ち帰ることも時々あります。効率が悪いからだ、と言われても仕方ありませんが、自分なりに努力はしています。
3. 企業での作業は、今まで社員さんから注文があるたびに通常の業務の都合をつけて行っていた。それを肩代わりできるようになりいただく工賃も少なくありません。
自主製品の開発や施設外作業にシフトしていかなければと思います。
4. あらゆる障碍者の人に対して、職員の指導技術や能力を高めなければいけない事はもちろん、マニュアルを生かして一人ひとりの人に合ったマニュアル作りを作成することが、必要だとわかりました。これは、障碍者一人ひとりをいかした・自立した生活を送る元になると思います。
5. 本人が仕事を放棄したりしたときに、素早い対応が求められるが、今は仕事に追われて対応できない事が多い。本人達だけで食堂が準備できて、職員は支援するだけになれるよう改善していきたい。
6. 一人ひとりと、もっと深い関係をとりたいと考えています。食堂の業務は、時間との戦いということも手伝って、社員や実習生とじっくり話し合ったりすることができません。これから始まるスリーエス丸岡での業務では、仕事をすることも大事ですが、社員一人ひとりと一対一での話し合いや、コミュニケーションを図っていきたいと考えています。
また、「報告・連絡・相談」を徹底的に遂行したいと思います。自分だけの判断だけで動いて誤った結果を導かないよう、何事に対しても真剣に働きかけていきたい。
7. 授産移行の進め方(マニュアル化)授産施設・福祉工場の職員や、ジョブコーチから授産施設で訓練する場合、最低これは身についていた方が良いという何点かポイントを教えていただきたい。
8. テクノパーク1階のデイルームに照明が足りなく、部屋が暗い。又、1階浴室 脱衣場が狭く、床も滑りやすく危険である。
9. 通勤寮と職場との連携。今までよりは良くなってきたとは思うが、まだ改善しなければいけないと思う。新しい寮生に対しての情報が、宿直業務に入る他部署の人に行き届いていないときもあるため、改善していく必要がある。
10. 通勤寮としては、職場との連絡や情報の共有が欠かせないものなので、福祉工場や授産施設との連携はもちろんのこと、一般企業との状況確認をさらに行っていく必要があると思います。また、現在、交通手段の問題があるため、テクノパークの通勤寮から通える職場が限られてしまうことがあります。このことは、障碍のある人の就労の可能性を下げてしまうため、各地にグループホームが必要だと思います。
11. 現在私は、通勤寮に所属しており寮生の生活支援を行っています。平日は職場と寮との往復、休日は寮内で過ごすという寮生が多く、地域に出ることや関わりが薄いように感じます。私たち職員もなかなか休日の支援というものが充分にできてなかったように感じます。通勤寮を出てグループホームや一人暮らしなど、地域の中で充実した生活を送っていけるようにするためにも、今後は、休日の余暇活動の支援を充実させ、多くの経験を通し社会でのマナー、地域との関わり、余暇の過ごし方など身につけていってもらえるように努めたいと思います。
Q3 Cネットふくいの方向性について
(1)法人の「将来について」
(1)期待
1. 福井県内各地に各種施設が網羅されており、その事業内容も様々である。自立支援法が施行された際には、更に利用者が選ぶ時代になってくるが、その土台(基礎)は充分に出来ていると思う。
2. 実習生が職員同様に仕事をおぼえ、自分達で作業場を切り盛りすること。
(2)希望
1. 職員ひとりひとりの取り組む姿勢と団結力にあると考える。また、職員を抱え込むのではなく、有資格者にはそれを活かせる場への配置をすることも、更なる「ヤル気」に繋がると思う。
2. 私が入社して、松永専務とお会いするのは職員研修会の時ぐらい。お話を伺うたびに「厳しいことを言うな。」と思っています。しかし、時代の流れは、話された方向に向かっているので、何事も前向きに取組んでいきたい。
(3)不安
1. 利用者の所得保障。自己負担金の徴収により利用者の所得がマイナスにならないか。
2. 不安は半端なものではありません。確実な成果をあげ、誇りをもてるように、目先の利益にとらわれず、障碍のある方の自立と社会参加を第一に考え、働きやすい職場作りやサービス提供をしていきたいです。
3. デイサービスを利用の重度重複の方の加齢化。また主介護者の保護者や兄弟の方の高齢化が進んでいます。「ケアホーム」「加齢化対策」の必要性を感じます。
(4)失望
1. 法人が大きくなると、一事業所の展開が、職員間に浸透するのに時間が掛かりすぎる。本部がある事業所は情報の伝達が速いが、以前の事業所は情報が遅く、上層部の対応も違っている。例えば、法人を挙げての行事でも、各事業所が役割を設け一丸となって行なうべきだ。「あそこの事業所は言ってもアカン・・・」と上層部から聞こえてきたときは唖然とした。一体、法人を仕切るのは誰なのであろう・・・。
2. 事業所ごとで職員の考え方に、ばらつきがあるとバラバラの意見が増え、中途半端な意見だけが残り、収集がつかなくなる。そのようにならないように上でうまく取りまとめ、法人内が一丸となるようにして欲しいと思う。まとまりがあまり無い。
(2)事業の「取り組みについて」
(1)提案
1. 施設別への取り組みを拡大したい。利用者が施設から出ている時間帯は現在の授産スペースを別の事業で利用することも出来る。
2. 事業の取り組みについて、もう少し、明確にして欲しいと思う。何をするにしても曖昧なままで始まり、周りがぼんやりとしていることが多いからです。
3. 島根県で大学の食堂を委託経営している話を聞きました。Cネットもできないのか。「指定管理者制度」を導入する事が増えるそうにもCネットが参入できると良いと。
4. 職員の異動は書類上の引継ぎは出来ても体験・経験の引継ぎは出来ない。最低3〜4年は同じ場所で仕事を、逆に変らない人はずっと変らない。
5. C・ネットは、自分の意見を聞き入れてもらえる職場なので、自分の思ったことは他の職員に言うようにしたいし、言える職場にしていきたい。
6. C.ネット友の会の販売は年間販売だけだが、単月の販売も取り入れる。主婦層・女性は、いらないものは買わない心理が強いという傾向がある。年間で購入されたお客様は、若干の価格割引をすることでお徳感を取り入れ、より購入意欲が向上する。
7. 障害児の短期入所や児童デイサービスの需要が増えてきているので、別の事業として展開していったらもっと需要が増えるのではと思う。その子供たちが大人になってからの就労にもつなげていける。
(2)期待
1. 事業所の取り組みや成果について、多くの情報が速くつかめると良い。その中からも、社員・訓練生がより主体的に行える事業を検討した。丹南事業所のインターネット(楽天)への出店は広く全国に宣伝する良い方法だと思う。
(3)その他(ご自由に)
1. 組織の改編により、今までとは違う面が見つけ出されたらと思います。食堂で一息ついて気分転換できるような空間作りをしていきたい。
2. これから始まるスリーエス丸岡で、どれだけ力になれるか分かりませんが、これまで働いてきた経験をもとに頑張っていきたいです。
3. デイサービスに勤務していて、(1)授産移行のすすめ方(2)重度重複の方も安心して地域の中で、暮らせる。(3)精神的に不安定で、働けない状態の方のサポート。が、現在の課題です。ゼネラルマネジャーを目指し、日々奮闘したいと思っています。
4. 5年後通勤寮がグループホームに切り替える。問題を抱えた方の生活環境づくりも大切になってくると思います。
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