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雇用する企業の立場から雇用される障碍者に望むこと(1)
■前向き、働く意欲
■健康であること
■挨拶ができること
■身辺の整理ができること(食事・トイレ・着替え)
 
雇用する企業の立場から雇用される障碍者に望むこと(2)
■言われた事を素直に受け入れられる人
■いろいろな行事に参加できる、積極的に行動できる自立心をもっていること
■他の人とトラブルを起こさない協調性のある人
■間に合せの嘘をつかない正直な人
■金銭感覚?
 
個人の意見(1)
■JKさん・・・皆がやさしいから続けられる
自分でも仕事が上達していると思う、そうすると楽しい。
家から通っているが送迎バスの中はみんなと話もできて楽しい
 
個人の意見(2)
■Kさん・・・昔は施設で訓練ばかりでいやだった、訓練はやっぱり楽しくない。今の仕事をやるのもそんなに楽しいことではないけれど、続けていられるのは、就職時に訓練所の先生と約束したから。毎年会うたびにいわれる
 
個人の意見(3)
■Mさん・・・バーベキューとかのイベントにははじめて参加したので楽しかった。仕事のほうは汚れや破れをあまり見れないです。Jさんに教えてもらいながらしています。今度からは汚れや破れをよくみるように気をつけたいと思います。新年会も会社のおばちゃんらと一緒に行ったのでよかったです、こういう行事があるときはうれしいです
 
個人の意見(4)
■Lさん・・・昔は紡績工場にいた、寮だったけど朝は4時15分起きで5時から仕事だったのでつらかった。いまは9時に寝るけど5時半にはおきる。きよしのきよしこのよるを見るのが楽しみ。歌がうまいしかっこいいから。たまにジョイフルとかいって演劇をみてるよ今は恋川じゅんやとかでてるよ
 
最後に
■企業は営利を追及する宿命
■会社に行けば誰かが面倒を見てくれるだろう・・・?
■本人よりも家庭の認識?教育?
■家を出るとき一言「いってらっしゃい」帰宅したらコミニケーション
■「〜がいじめた」ではなく作業上、業務上の注意であることの理解
 
「福井障害者職業センター」
障害者職業カウンセラー 岩田直子 氏
 
障害者職業センターの就労支援
〜ジョブコーチ支援事業を中心として〜
 
福井障害者職業センター
岩田 直子
 
障害者職業センターの業務
 
障害者職業センターの業務の流れ
 
ジョブコーチ(JC)とは?
◆ジョブコーチ(JC)が事業所で直接職場適応のための人的支援を実施
◆H14.5月「障害者の雇用の促進等に関する法律」の改正により、国の事業として規定。
◆ジョブコーチの種類
●配置型ジョブコーチ(職業センター)
●第一号職場適応援助者(社会福祉法人等の認定法人)
●第二号職場適応援助者(企業)
 
ジョブコーチの支援内容(1)
障害者に対する支援
★人間関係の形成、職場でのコミュニケーション
(挨拶、言葉遣い、報告、集団参加等)
★職務遂行
(作業手順の理解、生産性の向上)
★支援ツールの作成
(作業指示書、マニュアル、作業チェック表等)
★通勤指導
(交通機関の利用、緊急時の連絡)
etc
 
ジョブコーチの支援内容(2)
企業に対する支援
★障害の理解促進
(障害特性と対応に関する説明・助言)
★職務内容の設定
(職務分析、課題分析、職務設計)
★作業指導
(指導方法等に関する助言)
★家族との連携
(企業・家族間の連絡調整)
etc
 
ジョブコーチの支援内容(3)
家族に対する支援
★障害の理解促進
(障害特性と対応に関する説明・助言)
★企業との連携
(企業・家族間の連絡調整)
etc
 
支援の様子


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