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2日目(6月17日・金)
「精神障害者の病態と最新の治療法」
 
「精神障害者の各種療法」
 
<学びと課題>
・統合失調症の急性期(陽性症状)から陰性症状に対するかかわり方、認知疾患者とのかかわり方や具体的な技術など説明いただき、改めて学べた。ACTについて、SST(集団療法)など参考として眼を通すことに比べ、実技はとても刺激を受けた。
・SSTに関してはコミュニケーションの3つの技能を頭に入れるよう心がけたい。
・精神障害を持つ人々に対する捉え方、理解するにあたり注意すべき点が理解できた。
 
3日目(6月18日・土)
「精神障害者の在宅看護に必要なアセスメント能力と危機管理」
 
「精神障害者への訪問看護技術」
 
<学びと課題>
・精神訪問看護に必要なアセスメント能力、患者理解、リスクマネジメント契約の必要性について確認できた。
・精神障害者との関係形成、生活援助、対人関係、個別に対する援助並びに障害特性の把握が具体的で参考になった。
・在宅での看護は、家族、当事者、援助者、社会のそれぞれの価値観を確認しながら行っていくことが大切と学んだ。
・自分の価値観について振り返ることができた。
・一般の疾患に対する訪問看護と精神障害者への訪問看護との違いがある程度自分なりに整理がついた部分があった。
 
(6)研修の参加目標は達成されましたか
 
・とても分かりやすい聴きやすい内容で理解しやすかった。
・実際の訪問の職場での疑問が先生方の話からスッキリした。
・精神科の訪問依頼の問合せがあるなかで、なかなかOKの返事が出せなかったが、研修を受けて一般の(高齢者の方たち)訪問看護と大きな変わりはないのだと思った。
・精神障害者の理解は必要であるが、そのことだけにとらわれず全人的なかかわり、援助の必要性を再認識することができた。


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