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5. コメディカル教育の年表
1985年9月〜2005年10月
 
コ・メディカルと人体解剖実習に関する年表
1985年9月 第4回国立大学医療技術短期大学部理学療法学科・作業療法学科連絡協議会において「医療短大内における解剖実習の実施について」が審議された。
1990年9月 第14期日本学術会議解剖学研究連絡委員会(委員長:小川和朗 京都大学医学部教授)が「日本における解剖学の教育と研究」の中でコ・メディカル教員養成のための教育について提言した。
1992年7月 日本解剖学会がコ・メディカルにおける解剖学教育のあり方や諸問題を検討する趣旨で解剖学会の特別委員会としてコ・メディカル教育委員会(委員長:志水義房 信州大学医学部教授)を設置した。
1993年1月 解剖学会常任理事会が、「コメディカル系大学における解剖学教育のあり方」についてコ・メディカル教育委員会に論議を要請した。
1993年3月 解剖学会常任理事会が、コ・メディカル教育委員会に「医療技術系大学・短大に解剖学教育の内容・規模・水準についての提言」に対する具体案の検討を要請した。
1993年6月 解剖学会常任理事会が、コ・メディカル教育委員会に「コメディカル教育における解剖学」について建設的提案を要請した。
1993年7月 第98回日本解剖学会総会においてコ・メディカル教育委員会設置を報告、コ・メディカル教育委員会から設置趣旨と当面の検討課題について説明が行われた。
1993年7月 第98回日本解剖学全国学術集会(札幌)の付属集会として第1回パラメディカル解剖学懇話会(世話人:小林邦彦 名古屋医短大教授)が「パラメディカルにおける解剖学教育の問題点」のテーマで開催された。
1994年3月 第99回日本解剖学全国学術集会(山形)の付属集会として第2回パラメディカル解剖学懇話会が「解剖学実習の諸問題」のテーマで開催された。
1993年7月 日本解剖学会コ・メディカル教育委員会が、独自の「アンケート調査」とパラメディカル解剖学談話会と国立大学医療技術短期大学部理学療法学科・作業療法学科連絡協議会の「解剖学教育実態調査」資料にもとづく討議内容(札幌)を、中間報告として発表した(解剖学雑誌69巻434、1994掲載)。
1995年2月 藤本十四秋(川崎医療短大教授)らが「コ・メディカル教育と医学教育博物館」と題する寄書を解剖学雑誌(70巻30〜40、1995掲載)に発表した。
1995年3月 第100回日本解剖学全国学術集会(東京)のミニシンポジウム「解剖学教育の現状と将来への展望」にて、小林邦彦(名古屋医短大教授)らが医療技術者養成機関における解剖学の問題点と改善への提言をした。
1997年3月 第102回日本解剖学会全国学術集会(愛知)の付属集会として第3回パラメディカル懇話会が「パラメディカル各分野における諸問題」のテーマで開催された。
1997年10月 解剖学会コ・メディカル教育委員会(委員長:外崎昭 山形大学医学部教授)が、厚生科学特別研究「医療技術者養成機関における人体関連教育に関する実情調査」(1996年採択)の調査結果を解剖学雑誌(72巻475〜480、1997)に掲載した。
1998年3月 第103回日本解剖学会全国学術集会(大阪)の付属集会として第4回パラメディカル懇話会が「パラメディカル解剖生理学教育における実習現状と問題点」のテーマで開催された。
1998年6月 解剖学雑誌において「コ・メディカルの解剖学教育」についての特集が取り上げられ、小林・渡辺・末永・大谷・井出・磯村らの寄書が掲載された(73巻275〜305、1998)。
1998年6月 国立短期大学協会が要望書「医療技術者教育における解剖学実習の改善について」を文部省に提出した。
1998年11月 篤志解剖全国連合会が「人体解剖実習の現況と法律的問題点」のテーマで第16回献体実務担当者研修会(東京歯科大)を開催した。
1999年3月 第104回日本解剖学会全国学術総会(東京)の付属集会として第5回パラメディカル解剖懇話会が開催された。
2000年3月 第105回日本解剖学会全国学術総会(横浜)の付属集会として第6回コ・メディカル解剖懇話会が開催された。
2000年11月 (財)日本篤志献体協会と篤志解剖全国連合会が「献体による解剖教育の恩恵を医療技術系全体に及ぼすための社会的意識変革」のテーマで公開シンポジウム・第18回献体実務担当者研修会(昭和大)を開催した。
2001年3月 (財)日本篤志献体協会が報告書「医療技術者養成機関における解剖学カリュキュラム調査と改善方向の提案」を刊行した。
2001年4月 第106回日本解剖学会全国学術総会(高知)においてシンポジウム「21世紀の大学教育と解剖学教育」が開催された。
2003年3月 平成14年度科学研究費補助金基盤研究「コ・メディカルのための人体解剖のあり方と健康科学的情報の利用に関する調査研究」(研究代表者 小林邦彦 名大教授)の研究成果報告書が刊行された。
2003年3月 (財)日本篤志献体協会と篤志解剖全国連合会が「コ・メディカル教育における解剖学実習の実態と将来性について」のテーマで公開シンポジウム・第21回献体実務担当者研修会(日本歯科大)を開催した。
2003年4月 第108回日本解剖学会全国学術集会(福岡)において、シンポジウム「コ・メディカル教育における解剖学」が開催された。
2004年8月 16thInternational congress of the IFAA(Kyoto)のシンポジウムにおいて「Cadaver dissection forco-medical education in Japan」をテーマに小林邦彦(名古屋大学医学部教授)が発表した。
2005年3月 コ・メディカル形態機能研究会が第3回学術集会(金沢)を開催した。
2005年3月 (財)日本篤志献体協会・篤志解剖全国連合会が「コ・メディカルメディカル教育−大学としてどう取り組むか−」のテーマで公開シンポジウム・第23回献体実務担当者研修会(聖マリアンナ医大)を開催した。
2005年3月 第110回日本解剖学会全国学術集会(富山)において、シンポジウム「社会貢献としてのコ・メディカル解剖学教育」が開催された。
2005年3月 文部科学省専修学校先進的教育研究開発事業「コ・メディカル教育における人体解剖実習の本格的導入に向けての養成校側の準備体制整備」(代表:内野滋雄、臨床福祉専門学校校長)の成果報告書が刊行された。
2005年10月 日本理学療法士協会を含む理学療法士・作業療法士の教育に関わる団体の共催によりシンポジウム「理学療法士・作業療法士の人体解剖実習による教育の昨日・今日・明日」(秋田)が開催された。


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