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4.2 「ゴミ問題に取り組む地域社会」―循環型の継続的活動を目指して―交流会議
4.2.1 会議の開催日時、場所等
1)開催日時:平成17年 2月25日(金)9:45〜17:10
2)主催:(財)シップ・アンド・オーシャン財団 海洋政策研究所
3)共催:日本財団
4)後援:国土交通省、海上保安庁、環境省、水産庁、海守
5)場所:日本財団ビル2階大会議室 東京都港区赤坂1-2-2
 
4.2.2 趣旨・目的
 四面環海である日本は、海岸線の約57%が人々が親しみ愛する自然海岸であり、岩場や岩礁、崖、砂浜等で形作られた美しい景観を呈している。
 しかしながら、その海岸はゴミの放置、不法投棄、河川からの流入や漂着ゴミ等によりあらゆる種類のゴミが散乱し、自然景観を損ない、海を訪れた人々に失望感を与え、憩いの場を奪っている。そればかりか、海洋生態系や漁業資源等にも大きな影響を与えている。
 海洋ゴミ問題は、放置することができない重要な問題でありますが、その解決には多大な費用・労力・時間が必要であると共に、人々の海洋ゴミに対する意識の向上が必要とされている。
 (財)シップ・アンド・オーシャン財団では、競艇交付金による日本財団の支援を受けて、自治体、環境ボランティア、一般市民等、地域の人々が相互に協力しあい、四季を通した海岸の清掃活動を恒常的に続けるための活動システム(環境チケットを取り入れた地域社会活動と海洋環境教育を組み合わせた地域の海洋環境貢献活動プロジェクト)の調査研究を進めてきた。
 この度、上記プロジェクトに直接携わってきた地域の方々が一堂に会し、お互いの情報交換や活動のネットワーク作りについて討論を行い、地域におけるゴミ問題社会活動システムの構築を目指し討論を行う。
 
交流会議発表メンバー
 
松浦明巳 下津公一郎 森野栄一 大塚万紗子 猪澤也寸志 梅田敏文
菊野憲一郎 小山惠子 寺島紘士 前田宗佑 鯉江正雄 菅原一美
 
こども地域通貨「タラ」の活動について:梅田敏文
 
女みなと会議「発見!酒田みなとの探検隊」:小山惠子
 
気仙沼エコポイント活動:佐々木正和
 
新島の海洋環境貢献活動:前田宗佑
 
多屋区530運動、まるっとヘルシー多屋海岸:鯉江正雄
 
日間賀島「海の日イベント」:杉浦明巳
 
加世田、枕崎市の海洋環境貢献活動:菊野憲一郎
 
来れば来るほど美しくなる宮古島の海辺:猪澤也寸志
 
九州・海ネットワーク(鹿屋、宇土、伊万里):下津公一郎


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