日本財団 図書館


「海事関連機関連携事業」(日本財団助成事業)
 船の科学館では、海事知識の普及啓発を目的として、海事関係諸団体との新たな連携事業に取り組みました。
 
帆船模型工作室「夢工房」
開催日時:平成16年7月17日(土)〜12月26日(日)の各土・日曜日
10時00分〜16時00分
会場:船の科学館 羊蹄丸/ギャラリー
連携団体:ザ・ロープ
内容
 木製帆船模型同好会「ザ・ロープ」との連携事業として、同会会員による実演作業を通して、精密な木製帆船模型の制作方法、使用器具、工程等を広く一般の方々に紹介しました。
 
制作風景
 
帆船模型常設展示
開催日時:平成16年7月17日(土)〜平成17年3月31日(木)
10時00分〜17時00分(土・日・祝日及び夏季は18時00分まで)
会場:船の科学館 羊蹄丸/ギャラリー
連携団体:ザ・ロープ
内容:17世紀から19世紀までの帆船の変遷を、「ザ・ロープ」会員製作の帆船模型30隻を中心に展示紹介しました。
 
 
 
〜古代人の知識に学ぼう〜「葦舟造り体験教室」(日本財団助成事業)
開催日時:平成16年8月21日(土)、22日(日) 10時00分〜16時00分
会場:船の科学館 ボートハウス
参加者数:親子10組(20名)
連携団体:カムナ葦船プロジェクト
指導:カムナ葦船プロジェクト代表 石川 仁氏
イースター島文化大使 テバ・テアオ・アタン氏
目的
 船が、人類によっていつ頃から造られるようになったかは定かでありませんが、今から数千年前から地球上のいろいろな地域で、その土地で調達できる木材や竹、動物の皮等々を用いて造られはじめたと考えられています。
 その中でも、船のルーツの一つである葦舟は、現在でも南米のチチカカ湖やヴィクトリア湖等で造られ使用されています。
 船の科学館では、開館30周年を記念し、地球上の多くの地域で、古代から現代まで受け継がれてきた葦舟造りの体験を通して「船」の歴史を学ぶとともに、葦が持つ水質浄化機能の解説を通して海・川・湖などの水の大切さ体感してもらうことを目的として〜古代人の知識に学ぼう〜「葦舟造り体験教室」を開催しました。
 
指導していただいた石川さん(左)とイースター島文化大使のテバさん(右)
 
実施内容
1日目
(1)基礎講座
・葦が持つ水質浄化機能
・葦舟について
(2)葦舟製作
 
完成間近の葦舟(左)と船体に取り付ける
波除けの製作風景(右)
 
2日目
(1)葦舟製作
(2)進水式
(3)体験試乗
 
進水式風景
*全長7メートルの葦舟完成
 
参加者全員が交代で試乗。
*安定性はバツグン!水もぜんぜん滲みません。
 
春休み!お台場「ミュージアム」クイズラリー
期間:平成17年3月26日(土)〜4月10日(日)
参加施設:船の科学館、日本科学未来館、東京税関情報ひろば、東京みなと館、東京都水の科学館、虹の下水道館、パナソニックセンター東京、パナソニックデジタルネットワークミュージアム「林原自然科学博物館ダイノソアファクトリー」
主催:臨海地区博物館連絡会
協賛会社:(株)ゆりかもめ、臨海高速鉄道(株)
開催趣旨
 平成13年1月、臨海地区の各博物館の相互協力を図り、共同して事業等を推進するため、各博物館の意見調整の場として臨海地区博物館連絡会が発足しました。
 同連絡会では、連絡会の共同事業として平成14、15年の春休み期間中に臨海地区に来場される青少年を主な対象として、各博物館を巡るスタンプラリーを開催しましたが、平成17年は各博物館の知名度向上及び臨海地区の活性化を推進するとともに、来場者に楽しみながら各博物館を見学していただくことを目的として、装いも新たに「クイズラリー」形式の本事業を開催しました。
 
 


前ページ 目次へ 次ページ





日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION