臨時「海の相談室」
期間:平成16年7月17日(土)〜8月1日(日)
会場:船の科学館 羊蹄丸/アドミラルホール及び船の科学館前水産庁桟橋
協力:海上保安庁海洋情報部、(財)日本水路協会
内容
海の旬間行事の一環として、海事知識の普及啓発を図ることを目的に、海上保安庁海洋情報部、(財)日本水路協会のご協力のもと、臨時「海の相談室」を開設するとともに、海図の展示及び観測船“明洋”(めいよう)の一般公開、海洋観測機器の説明会を開催しました。
●臨時「海の相談室」
開催日:7月17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)
海や海洋レジャー等に関する質問への回答や来館者の生まれた日の潮汐グラフの提供。
臨時「海の相談室」
●海図等の展示
開催日:7月17日(土)〜8月1日(日)
展示資料
(1)海図:一号海図、呉港軍機海図他
(2)海底地形図
(3)海底地形鳥瞰図
(4)海洋情報紹介パネル
(5)実物展示
製図器、木製三角定規、回転定規、長杵儀、レッド、髪付け油、六分儀、三杵分度器
海図等の展示
開催日:7月17日(土)〜8月1日(日)
「アクアビジョン」による海底地形図等の展示
アクアビジョン
●測量船“明洋”一般公開
開催日:7月18日(日)12:00〜16:00
7月19日(日)10:00〜13:00
見学者:595名(18日401名 19日194名)
公開内容
(1)船内見学
(2)観測室での水路測量と海洋観測の説明
(3)ブリッジでの航海機器の説明
(4)観測機器等の説明
測量船“明洋”一般公開
●海洋観測機器説明会
開催日時:7月24日(土)、25日(日)
11:30〜12:30、13:30〜14:30
説明内容
(1)光波測距儀による距離測定
(2)六分儀による角度測定
(3)その他展示物の説明
スノーケリング教室(日本財団助成事業)
期間:平成16年7月24日(土)〜8月6日(金)
会場:船の科学館 シーサイドプール
参加者数:129名
対象年齢:小学生以上
指導:スノーケリングインストラクター(藤井美恵、奥村加奈子)
内容
スノーケリングは、水面に身体を浮かせたまま、無理なく誰もが楽しむことができるスポーツです。
しかし、楽しさの反面、機材の使い方や水域の状況判断を誤ると大きな事故に結びつくことがあります。
船の科学館では、安全に海でスノーケリングを楽しんでいただくための、基本的な道具の使い方や泳ぎ方などを、バディシステムやスノーケリングベストの着用を例に指導しました。
足ひれを使ったバタアシの練習
楽しさの中にもバディシステムの徹底
ボール拾いや輪くぐりなどのゲームを織り交ぜての指導
「バードカービング」の工作教室(日本財団助成事業)
開催日時:平成16年8月12日(木)、13日(金)、27日(金)、28日(土)
13時30分〜16時00分
会場:船の科学館 羊蹄丸/アドミラルホール
参加者数:86名
講師:日本バードカービング協会前副会長 金田光正氏
内容
この工作教室では、船の科学館が保存・展示している元南極観測船“宗谷”との関連性から「ペンギン」をテーマにバードカービング作りを行いました。
また、工作を楽しみながらペンギンと海洋環境の関係や、私たちの社会活動の結果からもたらされる環境汚染についても、関係資料をもとに分かりやすく解説しました。
制作風景
海藻押し葉の工作&実験教室
開催日時:平成16年10月30日(土)、31日(日) 13時00分〜16時00分
会場:船の科学館/ボートハウス
参加者数:22名
内容
この教室では、浅尾紀幸氏の指導により、海藻の生活史や海藻採集の際の注意事項、海藻が地球環境に寄与しているものと、環境破壊による磯焼けなど、海藻と磯についての解説・実験の後、静岡県下田市の海岸で採集した海藻と、船の科学館体験学習桟橋に付着したアオサを使って、海藻押し葉の「しおり」と「メッセージカード」をつくりました。
実験風景
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