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海浜・干潟で見られる生きもの−(1)
 
ゴカイの仲間(☆)
 この仲間は多毛類といって、ミミズの親戚(しんせき)です。足はあったりなかったり種により違いますが、体は多数の環が連なってできています。種類が分かればランクアップです。
 
アラムシロガイ(☆)
 死んだり弱った動物を食べに集まる1cm位の巻貝です。アサリなどの貝を割って水中に置いておくと、体の前に水管をのばしてすばやく集まります。
 
アサリ(☆)
 干潟や砂地の代表的な生きものです。色や模様は個体差が大きいです。水産資源として東京湾で重要な生きものです。
 
シオフキガイ(☆)
 アサリと同じようなところにいますが、殻の表面はなめらかで、アサリより丸っこいです。身が少ないので、水産資源にはなっていません。
 
ユビナガホンヤドカリ(☆)
 東京湾の代表的なヤドカリです。殻となる巻貝が減っているので、壊れかけた古い貝殻をしょっていることも多いです。
 
コメツキガニ(☆)
 干潟や砂地で、潮が干上がったあとに穴から出てきてエサを食べます。体色が保護色で大きさは1cmと小さく、近寄ると巣穴の中に逃げ込むので見つけにくいです。


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