29 串間(くしま)くるみ太鼓(だいこ) (宮崎県)
演奏曲 光明(こうみょう)
昭和60年秋、「焼酎を飲んで騒ぐだけの若者じゃつまらん、何かやろうや?」。宴会での一人の青年の大声から、「じゃっど!飲んじょらん時に元気のあるとこを見せちみよ!太鼓をやれ!太鼓がいいが!!」。こんな2、3分の会話の中から生まれたのが串間くるみ太鼓です。
「うまいね」、「上手だったよ」と言われる太鼓打ちを越えて、「すごい」と言ってもらえるのを目標に毎日バチを振っています。
今年度の自由曲名「光明」は平成12年度の全国大会出場以来、ジュニアチームのまとまりと、全国大会に行きたい意識が最大の高まりに達し、「一すじの光のもとに全員の気持ちを高め、一つの目標に向かって最大限努力することで明るい結果が出せる」ことを願って名付けられたものです。
30 厚別本陣(あつべつほんじん)はまなす太鼓(だいこ) (北海道道央)
演奏曲 北響(ほっきょう)
はまなす太鼓は、平成5年町内会等地域の皆様の応援により誕生し、その後も皆様に支えられながら創設11年目を迎えることができ、メンバーも子供達を主体に大人との混合で現在会員数は31名となりました。
“はまなす国体”が地元厚別陸上競技場で開催されたことからその名をとり「はまなす太鼓」と名付け、連日の練習・地域への活動等を通して、郷土芸能の美を次代を担う子供達に継承すると共に、青少年の健全育成に努めております。
これまで主に福祉施設への慰問の他、室蘭白鳥大橋の「千人太鼓」、札幌ドーム柿(こけら)落とし、その他祭り・イベント等にも参加し、オリジナルの曲も10曲ほどに増えました。
今後も日々技術向上に励み又地域への活動を通して皆様に愛される会にしたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
31 高野右吉(たかのうちき)と秩父社中(ちちぶしゃちゅう) (埼玉県)
演奏曲 秩父屋台囃子(ちちぶやたいばやし)
国の文化財に指定されている秩父屋台囃子は12月3日に行われる秩父夜祭りに曳き出される20トンもある山車を引く数百人を力づけたり急ぎ立てたりするよう演奏する囃子です。
当保存会は、昭和29年に結成、30年には初代高野右吉が県より「無形文化財」に指定され、指定30周年を記念し太鼓道場「講文館」を設立、後継者の育成を努めています。
演奏活動としては、日本万国博覧会、つくば博、国立劇場「日本の太鼓」、NHK「郷土芸能の祭典」、昭和天皇皇后・両陛下の天覧を賜わるなど国内はもとより、39日間のカナダ公演を初め各国に招かれ演奏を行なっております。
32 ゆりかごわんぱく太鼓(だいこ)Jr.チーム (栃木県)
演奏曲 春(はる)の息吹(いぶき)
当ゆりかご保育園ではH4年から、H11年に開園したゆりかごきっずなーさりーすくーる(ゆりかご第二保育園)でも、開園した年から和太鼓を通じて心と体作りを進めてきました。一人一人の自己表現はもとより、協調性や集中力が養われ良い保育効果も出ています。毎年、卒園生の保護者から「卒園しても太鼓を続けさせたい。」という声が強く、3年前にJr.(小学生)チームを結成し、これまで町内外のお祭りやイベントに参加してきました。現在町内外の小学1〜6年生24名が週2回和気藹々と練習に励んでいます。昨年度に続いて出場させて頂きますが、その経験も活かして精一杯の演奏をしたいと思いますので、温かいご声援宜しくお願い致します。
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