はじめに
SSFスポーツエイドは、スポーツ事業への資金援助制度です。
SSFスポーツエイドは、できるだけ多くの人に、定期的にスポーツに親しんでもらうことを目的に実施されるスポーツ団体の行う大会、教室・講習会、国際交流、プログラム、スポーツキャンプに対して、資金を援助する制度です。
「日本のスポーツを元気にしたい」を合言葉に平成3年度からスタートし、平成17年度で15年目を迎えます。平成15年度までの13年間に、延べ6,152の事業に対し、38億円助成してきました。平成16年度は300事業に対し、約2億円を助成しています。
平成17年度はスポーツ・フォー・エブリワンのさらなる浸透を目指しています。
SSFスポーツエイド 平成17年度助成事業を募集します。
平成17年1月4日(火)から1月31日(月)までの間に、平成17年度SSFスポーツエイド交付事業の申請を受け付けます。申請を希望されるスポーツ団体は、この「申請の手引き」の募集要項、注意事項、交付規程等をご熟読いただき、同封の交付申請書に必要書類をそろえて、申請してください。
*申請書類に不備や不足等がございますと、審査の対象から外させていただく場合もありますので、予めご了承ください。
平成17年度のSSFスポーツエイドでは次のような事業に重点をおいて支援します。
1. 青少年のスポーツ参加を積極的に進める事業
2. 指導者を積極的に養成する事業
付記:上記事業の実施に必要なスポーツ用具の整備にも支援します。
青少年向けのスポーツプログラムやスポーツキャンプへも支援します!
平成13年度から、今までの大会、教室・講習会、国際交流の3事業に加えて、スポーツプログラム事業にも助成しています。
「スポーツプログラム」とは、同じ子供たちが年間を通して複数種目を実施し、教室・講習会、大会やイベント、他のクラブとの交流などを組み合わせ、スポーツ活動を行う事業です。このプログラムの実施にあたっては、SSFと詳細な打合せを行い実施していただきます。
また、3泊程度の「スポーツキャンプ」を実施するスポーツ団体を募集します。このキャンプは、子供たちが共同生活を行いながら、専門の指導者とともに多くのスポーツを楽しく、真剣に取り組むことで、スポーツ好きの子供をより多く育てることをねらいとしています。
SSFでは、青少年向けのスポーツプログラムやスポーツキャンプを積極的に支援することにより、スポーツ好きの子供がもっと増えることを期待しています。
笹川スポーツ財団
(事業の流れ)
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(募集要項)
誰でも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむ「スポーツ・フォー・エブリワン」の実現に向け、多くの人達がスポーツに参加できる機会を提供し、スポーツ愛好者層の拡大を図るため、スポーツ団体が行うスポーツの大会、教室・講習会、国際交流、プログラム、スポーツキャンプ事業に助成します。
SSFスポーツエイドの趣旨にかなった事業を実施するスポーツ団体であり、次のいずれかに該当する団体とします。
(1)任意団体で以下の要件を充たしているスポーツ団体
a. 規約・会則等を有すること。
b. 団体の意思を決定し、執行する組織が確立していること。
c. 自ら経理し、監査する等会計組織を有すること。
d. 団体活動の本拠としての事務所を有すること。
(2)社団・財団またはNPOの法人格を持つスポーツ団体
申請するスポーツ団体が主催する事業で、平成17年(2005年)4月1日から平成18年(2006年)3月31日までに行われる下記の事業が対象です。
(1)申請するスポーツ団体が主催する大会
大会事業とは、国内で参加者を募り、開催する選手権大会や競技会、普及イベント等を指します。
(2)申請するスポーツ団体が主催する教室・講習会
教室・講習会事業とは、国内で参加者を募り、愛好者の拡大や技術の習得のために実施されるクリニックや講習会等を指します。(長期間にわたる事業でも対象となります。)
(3)申請するスポーツ団体が実施する海外への派遣
派遣とは、外国のスポーツ団体との交流や大会等への出場のため、海外へ日本選手等を派遣するものを指します。
(4)申請するスポーツ団体が主催する大会、教室・講習会への招へい
招へいとは、海外から指導者やアスリートを招き、大会や講習会等に出席してもらうというものです。
(5)申請するスポーツ団体が主催する青少年対象のプログラム
プログラムとは、教室・講習会、大会やイベント、他のクラブとの交流などを組み合わせ、長期にわたり同じ子供たちが継続して複数のスポーツ活動を行う事業をさします。また、このプログラムの実施にあたっては、SSFと詳細な打合せを行い実施していただきます。
(6)申請するスポーツ団体が主催するスポーツキャンプ
スポーツキャンプとは、学校の休みの期間に3泊程度の共同生活を行いながら、専門の指導者とともに多くのスポーツを楽しく、真剣に取り組むことで、スポーツ好きの子どもをより多く育てることをねらいとしています。
事業を実施する上で、直接必要となる経費(日常業務の経費や不動産等の購入費、借金の返済等は対象外)。人件費、交通費、宿泊費、会場費、消耗品費、印刷費、通信運搬費、雑費の8科目
対象となる経費(科目) |
対象となる経費の支払内容 |
1.人件費* |
医師、審判員、講師・指導員への謝金、運営アルバイトへの賃金(各個人の領収証を添付してください。)、国際交流事業の通訳料 |
2.交通費* |
国内外での移動交通費で、領収証の取得できるもの |
3.宿泊費* |
国内外での宿泊費(宿泊先からの領収証を必ず添付してください。) |
4.会場費 |
会場使用料および会場設営等の諸費用(事前会議等の会議室使用料やレセプション・懇親会等の費用は対象外です。) |
5.消耗品費 |
消耗品、事務用品、写真代、スポーツ用具(講習会等で初心者に貸し出すためのラケットや試合球)等の購入費 |
6.印刷費 |
大会要項、ポスター等の印刷費、コピー代 |
7.通信運搬費 |
切手代、運送費等(電話、FAX料金等は対象外です。) |
8.雑費* |
事業実施当日の弁当代、スポーツ傷害保険等、海外旅行保険等 |
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人件費の助成対象額(1日の最高限度額)
医師3万円、講師・指導員2万円、看護師1万円、審判員1万円、運営アルバイト1万円
注)国際交流事業については、*印のある人件費(通訳料)、交通費(海外渡航費)、宿泊費および雑費(保険料)を対象とします。
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スポーツエイドは事業費の全額を助成するのではありません。助成額は、助成限度額を超えることはなく、なおかつ、補助率の範囲内で助成されます。
事業種別 |
団体規模 |
助成限度額 |
補助率※ |
大会
教室・講習会
スポーツキャンプ |
A |
全国または都道府県規模の団体 |
100万円 |
50%以内 |
B |
市町村一地域規模の団体(クラブ等) |
50万円 |
50%以内 |
国際交流 |
団体規模は問わない |
100万円 |
50%以内 |
プログラム |
200万円 |
80%以内 |
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申請に必要な書類を受付期間中にSSFへお送りください。(郵便等をご利用ください。)
(1)SSFスポーツエイド交付申請書 一式
表紙/申請事業計画書/収支予算書/団体概要書
SSFからお送りした交付申請書に必要事項を記入するか、所定の申請用紙に合わせパソコン等で作成してください。
なお、申請される事業毎に申請書類(申請事業計画書 別紙1)が違います。ご注意ください。
(申請書類)
申請事業 |
申請書 表紙 |
申請事業計画書 |
収支予算書 |
団体概要書 |
大会 |
様式第1号-(1) *全事業共通 *11ページ参照 |
別紙1-1
*12ページ参照 |
別紙2-1、2-2 *全事業共通 *20・21ページ参照 |
別紙3 *全事業 *22ページ参照 *SSFネットワーク会員は必要ありません。 |
教室・講習会 |
別紙1-2 *13ページ参照 |
国際交流(派遣) |
別紙1-3 *14ページ参照 |
国際交流(招へい) |
別紙1-4 *15ページ参照 |
プログラム |
別紙1-5-(1) 別紙1-5-(2) 別紙1-5-(3) *16〜18ページ参照 |
スポーツキャンプ |
別紙1-6 *19ページ参照 |
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(2)申請する団体の規約または会則
現在、適用されている最新の規約または会則をお送りください。
*SSFネットワーク会員は必要ありません。
(3)申請する事業に関する資料(開催要項、前回パンフレット等)
開催要項やそれに類する書類は必ずお送りください。平成17年度の開催要項等が無い場合には、前回のもので構いません。(その場合には、前回との変更点も併せてお伝えください。)
また、新規に実施する事業については、各団体内で協議の上、開催要項を作成してください。
(4)申請するスポーツ団体の最新の年間事業計画書
平成17年度の事業計画書があればいいのですが、無い場合には、平成16年度(本年度)の事業計画書で構いません。
実行委員会からの申請の場合、年間事業計画書に代わるものとして、実行委員会開催の日程などを記載した年間スケジュール表を交付申請書と一緒にお送りください。
(5)申請するスポーツ団体の最新の決算報告書
平成16年度の決算報告書があればいいのですが、無い場合には、平成15年度(前年度)の決算報告書で構いません。
*(6)〜(8)は国際交流事業の申請に必要な書類です。
(プログラムに国際交流が含まれる場合も同様です。)
(6)派遣先からの招待状(国際交流事業派遣の場合)
国際交流事業の派遣の場合、計画している派遣先から申請団体宛に送られた招待状(Invitation)もしくはそれに準ずる文書のコピーを添付してください。
(7)招へい者からの手紙(国際交流事業招へいの場合)
国際交流事業の招へいの場合、予定している招へい者からの申請事業に関する手紙等が必要となります。招へい者との連絡の際に取り交わした文書で、申請事業のために来日することが分かる内容のものを添付してください。
(8)渡航中もしくは滞在中の日程表(国際交流事業の場合)
国際交流事業では、派遣では派遣者の渡航スケジュール、招へいでは招へい者の滞在スケジュールが必要となります。
平成17年1月4日(火)から1月31日(月)まで(1/31消印有効)
*締切日を過ぎての申請については、受け付けることができませんので、ご注意ください。
SSFスポーツエイド審査委員会により、交付するか否かを決定し、その結果を4月上旬に申請団体の代表者宛に文書で通知します。
*連絡担当者宛には通知はお送りしませんので、ご注意ください。
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